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呼吸の次に大事なこと☆牡羊座2度【星と神話のものがたり】

  • 執筆者の写真: shirokikurage
    shirokikurage
  • 3月21日
  • 読了時間: 6分

サビアンシンボル牡羊座2度


昨日の「誕生」から一夜明け、太陽は牡羊座2度へと歩みを進めます。

シンボルは、「グループを楽しませているコメディアン」です。


昨日は、自分の「存在そのもの」に全集中しながら、呼吸すること、立つこと、重力に慣れることを新鮮なキモチで体験しました。


今日、ふと顔を上げると、目の前に「他者」がいることに気づきます。

牡羊座2度は、生まれたての魂がはじめて「他者を認識して、共鳴する」高度な知性を発揮するものがたりが描かれています。



孤独を笑いに変える知性


牡羊座1度で「個」として分離した魂は、ある種の強烈な孤独を味わいます。海(全体)から切りはなされた不安を打ち消すために、人は「自分を演じる」ことを覚えます。


周囲に他者がいたら、その人々のフリを模倣していくという心理は、 環境に順応する高度な知性なのだと思います。

誕生の緊張(1度)を、笑い(2度)で解きほぐすような、ごく自然な行為ともいえます。


「わたし」という存在が、世界という舞台の上で、最初のパフォーマンスを披露していきます。



脳の中に住む「小さな鏡」の魔法


牡羊座2度の「コメディアン」が、他者のこころを動かせる(震わせる)ことができるのは、人の脳のなかに備わっている「ミラーニューロン(鏡の神経細胞)」という仕組みによります。


ミラーニューロンは、1990年代にイタリアの研究者によって発見された「共感」のスイッチです。

この細胞は「自分が行動する時」だけでなく、「他人が行動しているのを見ている時」にも、まるで鏡に映したかのように激しく活動します。


たとえば、だれかが美味しそうにレモンをかじるのを見て、自分の口の中に唾液が溢れてくるとか、あるいは、映画の主人公が涙を流すのを見て、自分の胸も締めつけられるように同期して、涙が流れてくるとか。


人の脳のなかのミラーニューロンが瞬時に相手の動作をコピーして、「自分も同じ体験をしている」と、脳にシミュレーションさせる高等スキルが、わたしたちにはデフォルト設定されているということです。


牡羊座1度で「わたし」という独立した個体になったのち、2度に進むとすぐに、ミラーニューロンという魔法の鏡を使って、他者の感情を自分のことのように感じはじめます。


コメディアンが舞台で笑うとき、観客の脳内でも「笑いの回路」が同時に発火します。 物理的にはなれた個体であっても、脳のレベルでは、人はつねに「響き合うひとつのネットワーク」の中に存在しています。



笑顔のミラーボール


「笑う門には福来る」という言葉は、科学的にも理にかなっているんだな、と感じています。

人は微笑むだけで、それを見ただれかの脳のミラーニューロンにスイッチを入れて、相手のこころに「安心の種」を蒔いています。


宇宙は交換ではなく、循環でできているので、だれかを笑わせたら、別のだれかが笑いをもたらしてくれます。

わたしたちが自身の才能、あるいは個性、あるいは特技...、ぅーん...と、総称して「価値」と言ってしまいましょう。自分の価値を誰かに提供すればするほど、それを「受けとった人」という枠を超えて、あらゆる方向から「価値」が提供されます。


陰陽五行説の図にもヒントは隠されていて、たとえば自分が肝臓さんのポジションにいるとしたら、あなたはお隣の心臓さんに笑いをもたらします。すると心臓さんは、脾臓さんに笑いをもたらし、脾臓さんは肺臓さんへ、肺臓さんは腎臓さんへと笑いを伝搬します。(相生のながれ)


陰陽五行説サビアンシンボル牡羊座2度


牡羊座2度のエネルギーは、「反射(リフレクション)」の魔法を使いこなす力です。

「わたし」という個がミラーボールのようにくるくると回るほどに、ミラーニューロンという透明な糸は活性化し、世界とやさしく、面白おかしくつながっていきます。

それはきっと、人はもともと孤独な存在ではないことを証明する、人体に備わったあたたかい機能のひとつなのだと思います。



【今日の地球フィールドワーク】牡羊座2度


「わたし」を客観的に眺め、世界と軽やかにチャンネルを合わせましょう


鏡の中の自分に自分史上最高の笑顔を!

鏡を見るのは「自分を演じる」ことのはじまりです。真面目な顔を緩めて、自分自身を最初の観客にしてみます。自分の笑顔を自分に贈りましょう。とくに可笑しいことがなくても、あっはっはと笑いはじめると、ほんとうにおかしくなってきて、笑いがとまらなくなることさえあります。笑いをとめる「思考」も「感情」も、いったん脇に寄せといて、今日は自分におおきな笑い、おおきな笑顔を贈ってください。


誰かとの会話に「ユーモア」を一滴

今日は正論を吐くことをやめて、その場の空気をふんわりとさせる一言に集中してみます。笑いは、分断された「個」と「個」をつなぐ、純度の高いエネルギーです。やさしい言葉は、やさしい世界の土台になって、あなたのまわりに、やさしいシールドが張られていきます。


表情筋を大きく動かす

人魚姫が取りもどしたかった「声」や「表情」をもっていること、それをいつでもつかえることに感謝して、最大限に使う練習をします。顔の筋肉をほぐすと、停滞していた感情の風通しを良くしてくれます。鏡を見ながら変顔をしたり、動かせるところはぜんぶ動かしたりして、顔のストレッチをしましょう。しずかに横になって、息を吐くときにハミングしながら声を出してみましょう。楽器のチューニングをするように、数分くりかえします。


つづきは白木海月noteで!▼



有料記事目次

アルゴー船の招集、英雄たちの「キャラ立ち」

50人の英雄、それぞれの「芸」

「笑い」は生存戦略なのかも

あなたの「存在」が、誰かの光になる

道(タオ)と化す師、内なるトリックスターの目覚め

鏡としての道化は、「自分酔い」を醒ますもの

正しさはひとつじゃない

箱庭の扉を開けて

笑いがたくさんの「正解」をつくる




【大切なお知らせ】


いつも【星と神話のものがたり】を訪れてくださり、ありがとうございます。

お読みくださるみなさまと一緒に、太陽の進行に合わせて星の言葉を紡いできた時間は、わたしにとっての宝ものになっています。


星座別に「有料マガジン」という、より親密で深いものがたりを紡ぐための枠組を設定いたしております。


「2026年を生きるサビアン」という無料パートはそのままに、その先にある、より濃密な―恒星の記憶、神話の元型、そして魂が旅するプロセス―を(個人的な経験談などはさみつつ)深く分かち合いたいと考え、有料記事にて展開しております。


マガジン購読料:3,000円(30度分) (※単発記事のご購入もいただけますが、マガジンの方が断然お得です)


牡羊座の冒険譚をぜひご一緒に、往く道の途上で星と地球をつなぐ光をみつけられたらうれしいです。

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