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獅子座11度☆樫の木のブランコ【星と神話のものがたり】

  • 執筆者の写真: shirokikurage
    shirokikurage
  • 8月2日
  • 読了時間: 7分

サビアンシンボル獅子座11度

おはようございます。【星と神話のものがたり】へようこそ。


1日ごとに太陽はサビアンシンボルを進み、特別な「時間の質」と「魂のストーリー」を開いてくれます。


昨日までの「個人の情熱をまっすぐに打ち出す静かな熱狂」を経て、今日、わたしたちが足を踏み入れるのは、絶対的な存在の肯定感のなかで、子どもに戻って無邪気に遊ぶ、ダイナミックで豊かな時間です。


太陽の熱気が満ちあふれ、自然界が猛烈に生命の歓喜を歌いあげる季節のなかで、今日、太陽は 獅子座11度 へ進みます。


獅子座11度:大きな樫の木のブランコ

A swing on a oak tree


1920年代(ジョーンズ&エリス版): ブランコに乗る子供たち(Children on a swing.)


1970年代(ルディア版): 大きなオークの木に吊るされた、ブランコに乗る子供たち(Children on a swing in a huge oak tree.)


☆☆


1970年代にルディア氏が書き加えた「大きなオークの木」は、日常の重力から解き放たれて獅子座成分が自由にスウィングするための、倒れることのない安心の土台を強調したかったからかな、と感じます。


古来、ケルトの伝承では「樫の木(オーク)」は、夏を統べる光の王であり、地上の生命力を圧倒的な強さで護る「鎮守の木」でした。


日本では秋も深まるころ、落葉しないゴワゴワの枯れ葉を鎧のようにまとって、お山に入るのを「通せんぼ」するみたいに、結界を護る柏の木。


獅子座のものがたりに登場するオークは「わたしはここにいる」という存在の真実を、何ものにも侵されない強靭さで支えるシンボルツリーと読むことができます。



☆関連記事 冬の柊(ヒイラギ)について知りたい方はこちらから▼



獅子座10度までに「自分という存在の力」を力強く立ち上げてきた魂は、11度でその堅固な自我に心地よい「風穴」を開けて、より強く炎が燃え盛るよう、風通しを良くして、絶対に揺るがない大樹にしっかり綱を結びつけ、ブランコに乗って空へと躍りだします。


ブランコが前後に大きく揺れるとき、足は地面を離れ、一瞬の滞空状態(浮遊感)を味わいます。それは、日常の「しっかりしなきゃ」「大人でいなきゃ」という重力から解き放たれる、心地よい変性意識の体験です。


「落ちたらどうしよう」という恐怖があるとき、人はブランコを揺らして地上から大きく離れることはできません。けれど、頭上にそびえるのは、神話の時代から「護りで名高い大きな樫の木」です。


「いのちの土台は、何があっても大丈夫!」


根底の安心感があることで、大地を思いきり足で蹴って、人生というブランコをダイナミックにスウィングさせるシーンが描かれています。


境界線を跳びこえる「スウィング魔法」

どのサインにおいても、11度はこれまでの流れに異次元の風を吹き込み、可能性を「揺らす」度数です。


獅子座の遊びは、日常をちょっとはみ出るといった可愛げのあるものにとどまりません。時に大きく常識(合意的現実世界)を飛びこえてしまうので、「揺るぎない王(オーク)の力」というバックボーンをよりどころに、境界線のあやうい遊戯へと没入していきます。


オークの枝につながれたブランコに乗る子供は、スウィングをどんどん大きくし、靴(人と土の接地面)が脱ぎ捨てられるほど自由になって、空へ飛びだし、日常からトリップしていきます。


古代ドルイドにとって最も神聖だったのは「オークの木に宿るヤドリギ」でした。オークは「天界のエネルギーを地上へと降ろす垂直の太いパイプ(天地の梯子)」です。

その太い幹(確固たる軸)に身を委ねることで、人は「光と闇」「天と地」「正気と狂気(阿呆おどり)」の間を、行ったり来たりスウィングする自由を手に入れます。


あそんであそんで、あそびたおして、駆けまわって、無我夢中で世界を観察して、だしきって、燃えつきて、充足感いっぱいで倒れるように眠る——。そんな子ども時代の夏休みの醍醐味を、わたしたちの魂は思い出そうとしています。


獅子座の季節、わたしたちの胸の奥では「心臓」という太陽が休むことなくビートを刻んでいます。

体内の血液を猛烈なスピードで巡らせ、溜まった熱を外へ外へと解き放つ。地球が織りなすリズムで、にぎやかに自然界を彩る「大暑の候」のエネルギーは、人のからだのなかでも同じように炸裂しています。



「もっと獅子座の季節の深みを感じたい方へ」

暑さにイキる癪(しゃく)の虫、頭にのぼる疳(かん)の虫、祭りばやしに花火の歓声、かけ声うたごえ手拍子と、人の世界も内外あわせてわっしょいわっしょい、エネルギーの高速伝搬と爆発をくりかえしながら、たまったチカラを発散してゆく獅子座の季節。

スウィング魔法を習得した獅子座の性(さが)は、渦を巻いて拡張するトランペットの音色みたいに、創造と表現がとどまるところをしらず、つぎつぎとなにかを発散しつづける生粋のクリエイターといえます。

不動の炎はつきることをしりません。

白木海月@Shield72°公式note「72候【花鳥風月】大暑の候」より


ハーブと星と神話【おとなの絵本】



人は「自分自身という大樹」の存在を忘れてしまうと、揺れることが怖くなります。 けれど、わたしたちのいのちの根っこは、自分が思っているよりもずっと深く、太く、この地球に根を張っています。


古今東西、神代の時代から境界線を護る大樹として地球に根をはっている「葉守の神」、オークのエッセンスは、人の内側にもちゃんと宿っています。


だから今日は、どうぞ安心して、こころとからだを大きく揺らしてみてください。 無邪気に笑い、夢中になって「スウィング」を楽しむ姿そのものが、この世界に対する最高の表現、太陽の威光です。


いまここに存在し、息をして、人生という遊具を楽しんでいく、今日も素晴らしいスウィングの1日をお過ごしください!


【今日の地球フィールドワーク】獅子座11度

獅子座11度のエネルギーを染み込ませ、日常を「テーマパーク」に変えるためのアクションです。


「揺れる」感覚を身体に思い出させる

公園のブランコに乗ってみる(大人が乗っても大丈夫!)、オフィスチェアで少し揺れてみる、あるいはロッキングチェアやハンモックに身をゆだねてみましょう。前後左右に揺れる身体のリズムが、緊張した頭蓋骨と骨盤をほぐし、生命力を発散させてくれます。


「絶対に安全な大樹」を背中に思い描く

何か不安なことや、挑戦したいけれど足がすくむ瞬間があったら、自分の背後に「何千年もそこに立つ巨大なオーク(柏)の木」が寄り添っているイメージを持ってみてください。その太い幹に背中を預け、深呼吸を3回行います。


「遊び心100%」の無駄を自分に許す

役に立つかどうか、損か得かという「大人の思考」を一度横に置いて、子どもの頃のように夢中になれること(歌う、踊る、落書きをする、スパイスの効いた料理を豪快に食べるなど)に没頭してみましょう。


「スパイスの刺激」で心身をスウィングさせる

ブラックペッパー(黒胡椒)を効かせたお料理を楽しんでみましょう。ピリリとした辛味が交感神経を心地よく刺激し、溜め込んだ熱を心地よく発散するブースターになってくれます。


ハーブと星と神話【おとなの絵本】


☆☆


つづきは白木海月ブログで!


有料記事目次

靴を脱ぎ捨てて、空へ跳びだす「変性意識」と遊ぶスウィング魔法

ブランコ跳びと、足元の「石ころ」の記憶

左脳大臣(現実世界の警備隊)と「小山」のトモダチ

「インパクト信仰」を手放したとき、世界の気配が見えはじめる

ブランコが苦手なら、その場でくるくる回ってみる

チラリと見ては着地する「往来の奥義」

オーク(樫・柏)の神話学「光と影、そして結界を護るもの」

雷を引き寄せる避雷針(北欧神話トール神)

光の裏側に潜む「影」の存在(『指輪物語』のオーク)

結界を護る者と、継承される禁忌の火(『源氏物語』の柏木と光源氏)

光(エルフ)と影(オーク)を抱きしめる



【大切なお知らせ】


いつも【星と神話のものがたり】を訪れてくださり、ありがとうございます。


「2026年を生きるサビアン」という無料パートはそのままに、その先にある、より濃密な―恒星の記憶、神話の元型、そして魂が旅するプロセス―を(個人的な経験談などはさみつつ)深く分かち合いたいと考え、有料記事にて展開しております。


マガジン購読料:3,000円(30度分) (※単発記事のご購入もいただけますが、マガジンの方が断然お得です)


獅子座の魂の歩みをぜひご一緒に、往く道の途上で星と地球をつなぐ光をみつけられたらうれしいです。

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