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12星座の象徴と、日本の24節気72候は
太陽の進行でぴったり歩調をそろえます。
季節と星座、星座の方向にある恒星、そして星にまつわる神話から象徴を読み解いてゆきます。毎日1度づつ移行しているサビアンシンボルの解説を、毎日更新中です。
ローズマリーから生まれたナチュラルスキンケアShield72°製品の主成分(基剤)として採用したハーブの魅力を、深掘りしつつご紹介させて頂く【ローズマリーものがたり】。伝説や名前の由来、歴史的な伝承、口承物語から、現代科学による効能解説まで、ローズマリーの魅力を綴ります。
多くのハーブは聖なる神話や民間に口承されてきた寓話、不思議な歴史から現代に受け継がれる伝統、風習、信じがたい魔法の儀式や迷信までさまざまな物語をもっています。人の身近にありながらはかりしれない魅力をもっているハーブのお話をコラムとしてご紹介しています。


乙女座27-28度☆優雅な茶会と赤裸々な頭【星と神話のものがたり】
水面上の流麗さと、水面下の激しいバタ足
乙女座が辿り着く「二刀流」の生き方
19度のサビアンシンボル「水泳競争」にも綴りましたが、乙女座の中には、つねに「完璧にコントロールされた流麗なフォーム(意識)」と、「カオスな感情や深層心理の波(無意識)」のダイナミズムが存在していました。
27度の「貴婦人のお茶会」と、28度の「禿げ頭の男」。
ふたつが隣り合っている理由は、「白鳥の美しさとバタ足の対比」のようにも見えてきます。
水面の上に浮かぶ白鳥は、どこまでも優雅で、羽一枚乱すことなく流麗にお茶会を楽しんでいます(27度)。 けれど、その水面下では、泥を蹴り上げ、力強く水を掻く、激しいバタ足が絶え間なく、くりひろげられています(28度)。

shirokikurage
読了時間: 9分


乙女座26度☆香煙がひらく次元の扉【星と神話のものがたり】
香りよい煙を天に捧げる営みの歴史はとても古く、3500年前のバビロニア、『ギルガメシュ叙事詩』にまで遡ります。杉(シダーウッド)をはじめ、ミルラ(没薬)、乳香、マートルなど、古来より多くの植物が聖なる儀式で焚かれてきました。
森への深い畏怖とともに暮らしていたわたしたちの祖先は、冷たい洞窟の中で火をおこし、樹木やハーブの枝を炎に投じて揺らめく光を囲み、立ち昇る香煙に包まれ、精神を肉体の外へと解放して、森羅万象との大いなるつながりに回帰していたのではないかな、と想像しています。
目に見える現実と、目に見えない神聖な世界、その2つを隔てる透明なカーテンを、香煙によってそっと開いていくように、太古の人々にとって、植物の香煙は、肉体に縛られた意識を解き放ち、天と地、自分と他者をつなぎ直す「次元の架け橋」だったのだろうと。

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読了時間: 9分


乙女座25度☆カケラ探しの旅の終わり【星と神話のものがたり】
人間の側の誇りや象徴である旗を、少しだけ下げて、天に譲る。
「ここから先は、天の領域であり、目に見えない大いなる存在の場所です」と指し示し、自我を差しだす「謙虚さと祈りのカタチ」だったといいます。
また、半旗を揚げるときには「一度ポールの一番上まで揚げてから、静かに半分の位置まで降ろす」というプロトコルがあります。
「まずは本来の誇り高い姿勢を示し、その上で天にスペースを譲る」という動作は、乙女座が完璧に自分の役割(職務)を果たした上で、静かに天へ委ねていく姿そのものに見えてきます。

shirokikurage
読了時間: 8分


乙女座23ー24度☆獅子と羊のメリーラッピング【星と神話のものがたり】
わたしたちは時として、自分の中にある「未熟さ」や「コントロールできない感情」、「思い通りにならないからだ」を恐れて敵認定し、排斥しようとしてしまいます。
「もっと完璧にならなければ」「もっと感情をコントロールしなければ」と、自分に向けて鞭をふるってしまうこともあるかもしれません。
けれど、乙女座23度と24度のものがたりは、力で支配するシナリオは、もう十分に堪能し尽くしたでしょう?と語りかけてきます。
これから宇宙に開かれていく地球人類にとって、「野性の力(本能や情熱)」は、誠実な品格と、深い慈しみ(ケア)を持って向き合いさえすれば、どんなに恐ろしいライオンにみえても、わたしたちをどこまでもやさしく愛してくれる「純白の羊」になれるんだと教えてくれます。
あなたの内側には、最初から争う必要のない、穏やかで美しいエデンの園が存在しています。あなたは、自分の内なる世界を治める、誇り高く、慈しみ深い「王であり女王」です。

shirokikurage
読了時間: 11分


乙女座22度☆からだに宿る「もんどころ」【星と神話のものがたり】
地道な「職人的な作業」の積み重ねが、熟成されたワインのように重厚な「王家の紋章」へと変化していき、からだ全身から自然と醸しだされる「見えないシールド(品格)」となって、わたしたちを護っています。
紋章は、使い方ひとつまちがえると権力を誇示する、お飾りになってしまいます。
周囲の人々をただ圧倒して、優越感に浸ることは、たしかに痛快極まりない高揚感をもたらしてくれると思いますが、そのような経験は、いちどだけ味わえばもう十分です。なぜなら、優越感のためだけに何度も紋章オーラを使用していると、これまで気の遠くなるような時間を紡いで培ってきた輝きが、色あせてしまうからです。
乙女座21度は、日々の暮らしの中で、丁寧にいのちを扱い、誰かのために差しだしてきた誠実さが、最高に美しく輝く「紋章」となって、気配や存在感に表出していきます。

shirokikurage
読了時間: 8分


乙女座21度☆「いま、ここ」パスワーク【星と神話のものがたり】
乙女座が「巫女成分・極まれり」の状態になると、一体どんな世界が広がるのでしょうか。21度には、天地を結ぶ媒介者としての、感動的なクライマックスが描かれています。
「ボール」に夢中になるーフィジカルマインドの真の役割
バスケットボールのコートに立って、「ゾーンに入っている」とき、選手は「10分後の勝敗」を心配したり、「さっきのパスは正しかったか」と過去を分析したりせず、ただ目の前にある「いま、ここ」のボールに意識を集約させて、夢中になってコートを駆け巡っています。
あたまで考える前にからだが自然と動いてしまう、0.3秒ごとにくり返される躍動感。そこでは「コントロールしている」という自意識すら手放されています。
「ゾーン突入(極まれり状態)」では、未来の展開をすべて知ろうとする心配も、あたまのなかで悠長に反省会をひらくヒマもありません。 肉体を持つ存在(フィジカルマインド)にしかできない唯一無二の役割、それは、「いま、ここ」で五感を全開にし、目の前のボール(日常・目の前の手仕事・命の瞬間)に夢中になることです。

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読了時間: 10分


乙女座20度☆西海岸へ向かう風、僕らのハイウェイ【星と神話のものがたり】
「教える・教わる」という上下関係の手綱を解き、ただ同じ空気を吸い、同じ食事を分け合う中で、言葉を超えた宇宙の真理(フォース)が細胞レベルで同調(シンクロ)していく世界――それが魚座20度です。
対向する乙女座20度は、「言葉を超えた魂の共鳴」を、地上の「移動と協働」という具体的なアクションへと落とし込みます。
魚座(水)が「同じテーブルで温かなスープやナポリタンを分かち合う、目に見えない波長の同調」なのだとすれば、乙女座(地)は「それぞれの車(肉体・スキル)に乗り込み、同じ西海岸(目的)に向かってハイウェイを爽快に駆け抜ける、目に見える連携」です。
魚座の「夕食会」に招待状がないように、乙女座の「キャラバン」にも無理な強制や契約書はありません。
「わたしはこの技術を持って、あっちの光の方角へ走るよ」
「奇遇だね、僕もその先にあるあたらしい景色が見たかったんだ。じゃあ、並走しようか」
そんな風に、自立した魂同士が「同じ周波数」を発していることで磁石のように引き寄せられ、気づけば広大なハイウェイの上に、美しく滑らかな隊列(キャラバン)が自ずから誕生し

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読了時間: 10分


乙女座19度☆流麗で図太いフォームの完成【星と神話のものがたり】
人生という広大なプールの中で、わたしたちは誰もが、自分だけのユニークで美しいコースを泳ぐ選手です。
あなたの周りで懸命に泳いでいる人々は、あなたの中に眠る「まだ見ぬ最高の滑らかさ」を引き出してくれるために集まってくれた、大切な泳ぎの仲間(共演者)です。
自分の心地よい呼吸とフォームを信じて、ただ滑っていく。
力みの抜けた泳ぎ姿(フォーム)は、周りで泳ぐ人々にとって「力を抜いて楽しんでいいんだ」というやさしい光となっていきます。

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読了時間: 8分


乙女座18度☆「こっくりさん」という観念運動【星と神話のものがたり】
少女たちの無邪気な遊びの中にこそ、宇宙との回路が開く
乙女座は「地」のサイン。現実的で目に見える肉体や生活をどこまでも誠実に整えていくフェーズです。けれど昨日の17度で「頭脳(エゴ)の管理能力」が一度崩壊したことで、18度では、地(肉体)の最深部に隠されていた「見えない世界の微細なパルスを受信するアンテナ」が研ぎ澄まされていきます。
「火」の情熱で力押しするのでもなく、「風」の理屈で計算するのでもなく、乙女座の完璧なまでの「受容性」が発揮される瞬間です。
「2人の少女」「くすくす笑い」「膝がぴったり触れ合う」という空気感。 膝から伝わるぬくもりで、お互いの体温を感じながら笑い合う少女たちに、「絶対に当ててやる」という頭脳の緊張は微塵もありません。
あるのはただ、リラックスした無邪気な「遊び心」だけです。
「深刻さを手放した、力みの抜けた笑いと接触」の中で、頭脳(表層意識)の檻がふと緩み、潜在意識(宇宙)との回路が「全自動」で開いてしまう。
18度の少女たちが教えてくれるのは、「身構えるのをやめて、ただ無邪気に

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読了時間: 10分


乙女座17度☆はらわたコンシェルジュ【星と神話のものがたり】
乙女座と「腸」の神秘、いるものといらないものをより分ける場所占星術と人体の深いつながりに目を向けてみましょう。
古くから医療占星術(メディカル・アストロロジー)において、12の星座はあたまからつま先まで、それぞれ人のからだの器官を司っているとされてきました。その中で、乙女座が担当しているのは「大腸・小腸」という腸(はら)の領域です。腸は、からだの中に運び込まれた食べ物の中から、「生きるために本当に必要な栄養(いるもの)」を精密に吸収し、「不要な老廃物や毒素(いらないもの)」を厳しくより分けて外へ排出する「体内整理整頓コンシェルジュ」です。
この微細な仕分け作業(スクリーニング)は、まさに乙女座の知性の真骨頂といえます。仮に16度のオランウータン(シャドウ)の眼差しから、なにも受けとることができずに「完璧主義な乙女座(15度)」のまま暴走すると、あたま(ロゴス)だけの狭小な世界線にとどまってしまいます。
「四角四面に、完璧に、清く正しく美しく、清浄な白いものだけを受け入れろ!」 「汚いもの、役に立たないもの、ドロドロした感情(シャドウ)は一切出すな

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読了時間: 8分


乙女座16度☆森の賢者と視線を交わす【星と神話のものがたり】
オランウータンは、マレー語の 「Orang(人)」 と 「Hutan(森)」 が合わさった言葉、すなわち「森の人(森の賢者)」です。彼らはライオンのように吠え猛り、他の命を牙で引き裂く肉食の獣ではありません。類人猿の中でも極めて知能が高く、道具を使い、文化を継承し、果実を食しながら、森全体の調和と完璧に同期して生きる、静かな賢者です。かつて双子座15度でも出会った「森の人」のエネルギーは、シュタイナー神秘学の視点から見れば、人類が文明という衣服をまとい、過度な論理(思考)によって肉体と精神を切り離してしまう前に持っていた、「ガイア(地球)と直結した原始的な神性」の象徴に他なりません。つまりオランウータンは、乙女座が磨き上げてきた「高度な知性」を捨てることなく、それを「からだ(細胞レベルの本能)」へと完全に浸透させるためにあらわれた好敵手、と読むことができます。
言葉という不自由な文法(ルール)を一度超えて、生きものの直感で世界のすべてを察知する。乙女座の知性が本能に溶け込んでゆくための、いわば「知的な野生児」への飛翔ステップとして、森の賢者は

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読了時間: 10分


乙女座15度☆魔法のハンカチーフ【星と神話のものがたり】
サビアンシンボルのものがたり群(サイクル)において、乙女座1度から15度までの前半戦は、個人の資質を徹底的に磨き上げる「Characterization(性格形成)」のプロセスです。
1度で「男の頭(肖像画)」として自分の固有の輪郭を定義することからはじまった旅は、15度の「レースのハンカチ」で1枚の正方形の布の中に一針ずつ編み込まれ、楚々とした気配のなかに圧倒的なシンボルを刻印した「個の聖域(結界)」となります。
乙女座成分極まれりの、対外的なアピール力として結晶化した「ハンカチーフ」は、持ち主の思考から系譜までをも表示する、エーテル的 ID といえます。
エーテル体が刻印されている、と考えるならば、人生の凸凹や、完璧にいかない不完全さも、美しいレース文様の一部になります。個人が個人のままであることの、すべての記憶が、ハンカチーフには刻まれていきます。

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読了時間: 11分


乙女座14度☆星の系譜・魂の家系図【星と神話のものがたり】
人は時折、孤独に押しつぶされそうになることがあります。
「ここでは、誰もまもってくれない」
「ここでは、ひとりぼっちで頑張るしかない」
世界から切り離されたような孤独のフチで、圧倒的な暗闇にプレスされて、自分という存在が惨めで、哀れで、みすぼらしくて、なんか汚れていて、どうにも情けない存在だなぁ、、、と、やりきれない感覚に陥ることがあります。
そんな小さく狭く限定された視野(状態)のなかでも、一生懸命に現実を動かそうとする指先や、いのちの美しい片りんを「視よう」とする姿勢は、誰もがもっている尊い一面です。
宇宙のビッグバン(が、本当にあったのならば)、そこから今日まで、138億年もの歳月のなかで大切に育み、つないできた「ファミリーツリーの、最先端のきらめき」が、わたしにも、あなたにも、動植物や鉱物、妖精やユニコーンにも、万物すべてに宿っています。
わたしたちは宇宙の壮大な歴史から「最高に祝福された正当な後継者」です。その価値は誰からの承認も必要としないほど、最初から絶対的なものです(なぜなら、いまここに、存在しているからです)。

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読了時間: 8分


乙女座13度☆手でモノをいう制圧者【星と神話のものがたり】
乙女座のものがたりは、物事に輪郭と名前をつけて分析する1度の「男の頭」からはじまり、5度で五感を開ききった「妖精の夢を見る頭」へ、そして10度で地上の葛藤と宇宙の大局的な調和を同時に見つめる「双頭の頭」へと、知性をステップアップさせてきました。
そして昨日(12度)、成熟した知性は、美化された幻想のヴェールを脱ぎ捨てて「ありのままの生々しい日常」へとダイブしました。
今日、乙女座13度というフィールドで迎えるのは、理想を現実へ着地させる「創造降下(火→地)」の極致です。
12度で「散らかったキッチン」「予定通りに進まないスケジュール」「思い通りに動かない自分の肉体」といった、ままならない現実の凸凹を直視した魂は、ここで怯むどころか、内なる「最高責任者(プロデューサー)」のスイッチを完全にONにします。
「なるほど、現在の素材(カオス)はこうなっているのね。だったら、わたしの知性とこの手を使って、最高に美しく機能する形へと、あざやかにオーガナイズ(組織化)してみせましょう」

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読了時間: 9分


乙女座12度☆理想と現実の結婚【星と神話のものがたり】
理想のヴェールを脱いで、愛おしい「現実」と結婚する
すべてのサビアンシンボルがそうであるように、乙女座12度の本質もまた、人の内面で起きるディープな「意識の変容」を映しだしています。
11度までの乙女座は、どこか「あたまの中の完璧な設計図」を愛していました。「こうあるべき」「こうなったら完璧」という理想のヴェールを世界に被せ、その清らかな美しさをコントロールしようとしていました。
けれど、12度でついに「理想のヴェール」がパッと剥ぎとられ、ヴェールの下には、美化された幻想ではなく、「生身の、不完全で、ままならない、けれど圧倒的にリアルな地上の現実」があらわれます。
言ってみれば、宇宙法則で言うところの「内側(意識)でセットした周波数」が、「外側(物質世界)」にカチリと噛み合った瞬間(結婚・統合)です。
お座布団(神棚)を敷いて待っていたら、そこに本当に、神聖なエネルギーが「肉体」や「日常のタスク」というリアルな姿を借りて降臨してきたといえます。

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読了時間: 9分


乙女座11度☆壮大な宇宙のステージママ【星と神話のものがたり】
宇宙のステージママ、降臨!「可能性」すらも型にはめる凄み
シンボルの原文には「母親の憧れ(理想)に合わせて形作られた少年」とあります。 一見すると、「子どもを自分の思い通りにコントロールしようとする、過保護で教育熱心なステージママ」のように見えるかもしれません。
確かに、その通りの側面もあるでしょう(笑)。乙女座11度のエネルギーが極端に出ると、「なんでソックスが左右逆に置いてあるの!」「スケジュール通りに進めなさい!」「前髪は目にかからないように切り揃えなさい!」「ものを食べながら話すのをやめなさい!」と、目の前の現実をヒステリックにコントロールしたくなる衝動としてあらわれることもあります。
すべてのサビアンシンボルに言えることですが、乙女座11度の本質は、そうした小さな次元から、もっと大きな次元にまで、フラクタルに広がっています。
それは脱いだ靴をそろえることからはじまって、大いなる未来のポテンシャルを、現実の「カタチ(型)」へと落とし込む、すさまじい創造の力にまで及んでいきます。

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読了時間: 9分


乙女座10度☆タフな知性へ脱皮する【星と神話のものがたり】
なぜ、頭は「二つ」に分かれたのだろう?
自分の内なる光を強く放ち、個性を主張すればするほど、そこには必ず、同じくらい色濃い「影(シャドウ)」が生まれます。
「こんな尖った表現をしたら、誰かに批判されるかもしれない」
「普通から外れてしまったわたしは、孤独になってしまうのではないか」
「わたしの内側には、まだこんなにも割り切れないドロドロした矛盾がある」
乙女座のシャドウは、分裂して細分化したあらゆるものを「見る」ことができるので、12星座の中でも緻密で、手強い「蠱毒の生存者」と感じます。
乙女座の知性は自分の影のグロテスクさや、防衛本能(安全行動)へ逃げたくなるこころの動きを、誰よりも正確に察知してしまいます。
そこで強大なシャドウと正面衝突して引き裂かれないために、乙女座の知性は、あたまの数を増やすという驚くべき進化を選んだのではないのかな、と。

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読了時間: 8分


乙女座9度☆未来派の画家【星と神話のものがたり】
社会の中で生きるには、「普通であること」「目立たないこと」「誰かの正解に合わせること」が、一番の安全行動だというふるまいは、2026年の地球で多数派の信念になっていると感じています。
けれど、わたしたちの魂の奥底には、2兆個の銀河のどこを探しても見つからない、独自の色彩と、未来を描く筆が眠っています。
尖った個性も、普通とは違う感性も、ほんとうは誰もがもっていて、ちっとも「おかしなもの」ではありません。それは、地上にあたらしい光をもたらすために、ひとつの魂がひとつづつ持ってきた、大切なギフトです。
乙女座9度に登場する「絵」は、完璧な絵ではありません。
仕上げられた作品ではなく、キャンバスに向かい、その筆を力強く動かしている姿そのものが、宇宙にとって何よりも美しい「生きている芸術」だと伝えています。
今日という1日が、あなただけの特別な色彩で大胆に彩られ、星の巡りが、あなたの勇敢な一歩に、輝かしいインスピレーションを添えてくれますように。

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読了時間: 11分


乙女座8度☆天地をつなぐ巫女の舞【星と神話のものがたり】
内なる龍を「自立の舞」へと昇華させる
古代エジプトのデンデラ神殿の天井に描かれた天体図(デンデラ・ゾディアック)では、乙女座は生命の再生を司る「女神イシス」の姿と重ね合わされていました。イシスは、バラバラに引き裂かれた夫オシリスの肉体を、自らの知恵と「手仕事(魔法)」によってつなぎ合わせ、あたらしいいのちを吹き込んだ女神です。
そして2026年の今、乙女座8度の太陽の真後ろには、古代の北極星である恒星「トゥバン(りゅう座のアルファ星)」が重なっています。ギリシャ神話へスぺリデスの園で、りゅう座になったラドン(龍)は決して眠ることなく、神々の宝である「黄金の林檎」をまもりつづけてきた聖なる守護者です。
昨日までの密室(7度)で味わったドロドロとした情念や不安は、人の中に眠る「龍の凄まじい生命力」そのものでした。
乙女座8度では、その熱量と激しさを、誰かをコントロールするために使うのをやめて、「型」という名の信頼できる指導者(先生・お手本・伝統的な作法)に一度あずけてみる、というものがたりが描かれています。

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読了時間: 10分


乙女座7度☆聖なる秘室【星と神話のものがたり】
『源氏物語』六条院にみる、完璧な箱庭の人間劇場
「まもり、まもられた密室ゆえに昇華される濃密な人間劇」の最高峰として思い浮かぶのが、日本の古典『源氏物語』に登場する「六条院(ろくじょういん)」です。
絶対的な中心軸である光源氏(まもる人)は、自らの理想を具現化した四季の町(六条院)を建設し、そこに紫の上をはじめとする大切な女君たち(まもられる人)を集めて外界の過酷さを遠ざけました。
たとえば、年末に光源氏が女君一人ひとりの気品や個性に合わせて着物の染め色や織りを選ぶ「衣配り(きぬくばり)」の場面では、届いた衣装を手にした女君たちは、「源氏の目に自分がどう映っているのか」「他の町の女君にはどんな衣が贈られたのか」を繊細に察し合います。
一方で光源氏自身も、誰にどの色を、どのタイミングで贈るかを、慎重に見極めます。
庇護する側もまた、受け取る側の心情を繊細に読み解きながら選び抜くという、乙女座らしい「識別する目」を働かせています。乙女座成分は、まもられる受容体であると同時に、何を、誰に、いつ差しだすかを見極める「采配する側」の資質も併せ持っています。

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読了時間: 8分
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