今日の星模様-山羊座12度
- shirokikurage

- 2 時間前
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「見えない世界」の地図を描く、精霊世界の自然学

おはようございます。
山羊座のものがたりのなかで、「知性の洗練」極まれり地点ともいえる12度に、今日の太陽はすすみます。サビアンシンボルは「講義をする自然の学徒」です。
昨日の11度では、守られた「私有地」のなかで、キジのように気高い精神を育みました。その内側に蓄えられた「目に見えない直感や神秘」は、ロジックとなり、学ぶことのできる教材へと変化して、「講義」というカタチあるもの、誰かに伝搬できるものへと進化してゆくことを表すのが12度です。
神秘を解読する「学徒」の誇り
今日の星模様-山羊座12度で「自然の学徒」が向きあっているのは、教科書に載っている知識ではありません。
彼らが解読しようとしているのは、風のゆらぎや、植物の成長の背後にひそむ「精霊(ネイチャースピリット)」のはたらき、つまり、通常の知覚では捉えきれない、宇宙の精妙なエネルギーの法則です。
この度数には、ふたつの重要な側面があります。
ひとつは「準備がととのったものにしかみえない真理」をあつかうという、しずかな自尊心です。
多くの人々が気づかずに通りすぎる現象のなかに、神聖な秩序を見いだす、繊細で明晰なクオリアの発動は、ある種の選民意識とリンクしつつ「高い視座」をもっています。
高い視座を維持しつつ、もしもそこで他者を見下す優越感に溺れてしまうと、特別講座からはすぐに追い出されてしまいます。
もうひとつは「創造降下」の謙虚さです。
シュタイナーの神秘学を含めさまざまな古代の叡智が現代のわたしたちに公然と開示されつづけているように、天から降りてきた閃き(火)を、「自分だけの神秘体験」として独占することを、この学徒はよしとしません。
「すごい体験をした」で終わらせることなく、だれもが学べる「図解」や「言葉」へと翻訳して、社会の共通言語にしようと試みます。
ただし「精霊世界の自然学」は、土元素界にどっぷりはまりこんだ思考では、受けとることができないので、「あらゆる物事にはタイミングがある」という、さまざまな人生の流れに対する理解の深さ、引き際の妙を小脇にかかえるバランス感覚も必要です。
「神秘をすでに知っていることのように信じていること」と、それを「表現しようと試みる謙虚さ・粘り強さ」の絶妙なバランスが、山羊座が社会のなかに揺るぎないシステムを築き上げる力の源になります。
現代に受けつがれている有名な神話のひとつに「大洪水」伝説があります。
ふつうの暮らしを享受するマジョリティ派から、嘲笑やあざけりを受けながらも、神のメッセージを疑うことなく、巨大な箱舟をもくもくと造りつづけた「ノア」に象徴される人物は、山羊座12度の自然の学徒にかさなります。
☆今日の地球フィールドワークと恒星からのメッセージ
今日の星模様-山羊座12度☆深淵の智慧を運ぶ星「ヌンキ(深淵の王エンキの星)」
神秘を論理に変え、「体系」を築く
▼ここからは72°ブログ限定コンテンツです▼
「感覚の図解化」を試してみよう
今日感じた「言葉にならない予感」や「心の揺れ」を、マインドマップや図形にして書き出してみよう。ジャーナリングノートもよいし、瞑想ノートでもよい。あたま(思考)と根くらべをするつもりで、思考がギブアップするまで言葉を吐きだしてみると、あたらしい解釈が見えてきて、「無意識の自動反応」が少なくなる。すぐれた観察者、あるいは狩人のような明晰さを、自分に対してもてるようになると、言葉にならない予感を、言葉に変換する力がついてくる。
「神秘学」の視点で日常をみつめなおす
人間関係を「エネルギーの循環」として捉え、イメージ図を描いてみる。家の中や職場の空気の流れを「精霊の通り道」として見つめ、図式にしてみる。その法則性を自分なりにノートに記録しながら、もしも精霊の視点だったら、この世界はどんな風に見えているのかな、と想像を楽しもう。
「用語」を定義しよう
自分の中で曖昧にしている概念に、自分だけの「定義」を与えてみよう。
「私にとっての幸福とは何か」「私にとってのリーダーシップとは何か」「私にとっての人間とは何か」「私にとっての精霊とは何か」「私にとっての神とは何か」。
定義してゆくことで、それはあなたの確固たる「知識」へと変容してゆきます。
「美しい型」に触れよう
建築の設計図、数学の数式、音楽の譜面など、目に見えない美しさを「構造化」した芸術に触れてみよう。知的な静けさが、人にシェアできる物質に変換されている妙を味わいます。そのとき、あなたの意識を恒星ヌンキの「深淵」へとつないでみてください。自分勝手な理屈を、誰かと共有できる言葉に変換するために、宇宙の法則に沿った言葉選びができるよう、星に知恵を借りるイメージです。天から降ってきたインスピレーションを、ヌンキの冷徹で清らかな光で「結晶化」させる感覚で(もちろん遊び感覚で、楽しみましょう)。
深淵の智慧をはこぶ星「ヌンキ」
「自然の学徒」が描き出す図解の背後で、静謐な光を放つ星があります。
山羊座12度付近に位置する、射手座(コンステレーション)の恒星「ヌンキ(Nunki)」は、古代バビロニアにおいて「深淵(海の底)の都市の宣言」と呼ばれた星です。
ヌンキは人類最古の文明をみまもってきた、知恵と淡水の神であり、深淵の王でもある「エア(エンキ)」に紐づけられました。
「天の神託を、地上の言葉へと翻訳し、告知する力」を司ります。
下半身お魚のヤギの姿は、ギリシャ神話に登場するパーンの変化魔法で有名ですが、もっと古いバビロニア神話では、天神アン(アヌ)の息子であるエア(エンキ)を表す象徴は山羊と魚だったと伝承されています。
後年ギリシャ神話に受けつがれたのだと思いますが(所感なり)、ふたつのシンボルはのちに統合されて、ゾディアックサイン(12星座)山羊座の姿へとつながってゆきます。
バビロニア神話の源流となったシュメール神話で、エンキは人類が滅ぼされるべく定められた大洪水を生き延びられるよう、助けを与えた神として登場します。
エンキは信心深く謙虚で賢い人間をえらび、灌漑農業、麦の栽培、医学の知識、そして船のつくり方を教え、きたる大洪水の日に備えさせました。
神から直々の教えを受けとることのできる人類のイメージは、そのまま12度の自然の学徒にかさなります。
学徒が向きあっている精霊たちの導線や宇宙の法則は、いわばこの「ヌンキの深淵」から汲みあげられた純粋な智慧の雫ともいえるでしょう。
ヌンキのエネルギーは 「真の知恵とは、誰のうえにも平等にひろがる空を、ただ眺めるだけでは得られない。深淵に潜り、そこで得た神聖な法を、人類が歩める『道(システム)』として地上に降ろし、宣言すること。それこそが、魂が文明を築くということだ」と語りかけているように感じます。
学徒が「準備の整ったもの」として誇りをもちつつも、図解という「謙虚な翻訳」に心血を注ぐのは、ヌンキの精妙な気配が「文明への奉仕」という高潔な衝動となって、刺激してくるからではないのかな、と。
今日はなにか閃きがあったら、すぐさま言葉に落とし込み、ヌンキの光が地上へ届けられた「萌芽」として受けとってみましょう。
今日、ノートの隅に書き留めた小さな気づきは、他の誰にも真似できない「宇宙の解読書」になります。
宇宙の理をあきらめずに「形」にしつづけるかぎり、その知恵はやがて誰かの人生を救う、たしかな「地図」となります。
自尊心をもって自分の知恵や情報を、世界へとつなぐための「言葉」を、ていねいに選ぶやさしいきもちが後世へのバトンです。
自然のゆらぎを学ぶ学徒の歩みを、星たちはやさしく見まもっている、と感じます。
あなたの知性が、今日という日を鮮やかに構造化してくれますように。
☆☆☆
サビアンシンボルとは?
地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。
それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。
地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。
360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。
1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。
象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。
サビアンシンボルについてもっと知りたい!
つづきはこちらで>>>【星と神話のものがたり】はじまり





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