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今日の星模様-山羊座22度

  • 執筆者の写真: shirokikurage
    shirokikurage
  • 1月12日
  • 読了時間: 8分

「敗北」という名の最高のギフト。剣を「タクト」に持ち替える


サビアンシンボル山羊座22度

おはようございます。

昨日は、奪い合いを大前提とする競争から卒業し、いのちを謳歌するヨロコビの鼓動をみつける競争へと、おおきなルール変更のもとで、リレー競争を走りぬけました。

あたらしいルールのもとでは、地を蹴る足どりもダンスのように、軽やかステップになりました。


今日、太陽は山羊座22度に進みます。

シンボルは「敗北を優美に認める将軍」です。


わたしたちが握りしめてきた「成果」や「勝ち負け」という名の剣を、そっと鞘におさめるシーンが描かれています。

それは「終わり」ではなく、より高い次元の調和へと自分をひらいていく、高潔な通過儀礼でもあります。



敗北は、魂の解放


食物連鎖の頂点に立つ鷲が、高い空から地上を見るように、将軍は「今ここで負けることが、自分と仲間、そして未来にとって最大の利益になる」という大局を見ています。

「今だけ、俺だけ」執着を手放すことで、「一人の将軍」は「時代の観測者」へと進化してゆきます。


戦いつづけているあいだは、自分自身の内なる調和の音色が聞こえなくなることに、将軍は気づいています。そのかすかな、ささやきのようなメッセージ(理想社会のビジョン)を、地上に降ろすために、真の勇気をふりしぼって、剣を置いた人物のシンボルです。


勝者と敗者を決定づけることで、強いコントラストを体験し、魂を錬成することが楽しい人々からすると、敗北を認める将軍というのは「負け惜しみ」あるいは「減らず口をたたく負け犬」シンボルに見えるかもしれません。


シンボルに描かれている将軍は、たしかに鎧をぬぎ捨て、剣を置いたのです。

自分を縛りつけていた「勝利への執着」を手放し、負けた事実を潔く認めています。


その「英断」には戦いのさなかで切磋琢磨をくりかえすことと同じくらいの、あるいはそれ以上の、断腸の思いがあったのだろうと想像します。


共同体をまもるという責任を放棄し、仲間とともに掲げた旗をおろし、多くの犠牲の上に立つという罪業へのコミットを手放して、守り続けてほしいとすがる弱きものたちの懇願をふりきり、戦友たちの非難をすべてのみこんで、そのうえで「すべてを赦した(解放した)」人物が描かれています。

その行為は誰にも理解されないかもしれません。けれど、自分の内なる誠実さだけを道標にする、将軍の孤独な背中は、どんな勝利の凱旋よりもうつくしく、見る人の魂を揺さぶります。


共同体を守りつづけるという大義名分をかざして生みだしてきたスケープゴートを、もう、選出しなくてよいのだ、という安堵感も、あるかもしれません。 


今日の星模様-山羊座22度の「将軍」は、より高い次元での存在の仕方「コントロールを手放し、信じること」を選び、「豊かさ」と「愛」を選び、「すべてを赦すことの実践者となる」ことを選んで、人生の舵を反対側にきったリーダーの象徴です。



テレベルムへと続く「静かなる王道」


山羊座の後半(21度〜25度)は、理想を具体的な「富や成功」に変え、社会を安定させる「権力の完成」と「持続可能なシステムの構築・維持」へ向かうステップです。


古い時代の「力による支配(奪い合う父性)」をもったままでは、山羊座(星座)の25度あたりに輝く恒星「テレベルム(大地の支配と富の分配・アステリズム)」の影響をうけるとき、公平で平和的な豊かさを扱うことはできないと考えます。


権力をもつ勝者が、守るべき領土を獲得したのち、勝者であり続けることに執着するあまり、本来であれば保護すべき自国の「生活者」から、搾取する構図をあたりまえのようにセットする社会では、循環型社会の実現は見込めません。


いまわたしたちが生きている「合意的現実社会」がそうであるように、どこかで目詰まりを起こしている仕組のままでは、持続可能な社会の実現は程遠いものになってしまいます。


テレベルム (Terebellum)は 山羊座 25度〜26度あたりに輝くアステリズム(公式な星座ではありませんが、特徴的な形で古くから認識されてきた星群のこと)。


権威の掌握、大地の支配、富の分配をあらわす、四角形の星の集まりです。

「四角い大地」をそのままの意味で読みとくなら、蓄財や、領土の管理など、「有能な支配者」のエネルギーと感じます。


山羊座21度〜25度のものがたりの骨子は「権力の完成」です。

理想を具体的な「富や成功」に変換し、社会へ循環させるため、真の「王」としての能力は、この星群が照らしています。


古い競争原理のなかで勝ち続け、22度で将軍にまでのぼりつめた人物が、「不毛な争い」に終止符を打つことで、山羊座の完成形25度にむかって「奪い合う必要のない安定した大地(テレベルム)」を管理し、豊かさを分かち合う段階へ進める、新時代の ものがたり が到来します。


四角い枠(テレベルム)は、わたしたちを縛る箱ではありません。

いのちの歌を響かせるための、聖なる舞台装置のようなもの、と考えてみます。

枠がしっかりしているからこそ、そのなかで自由に舞い、踊り、さまざまな世界線を創造することができるのです。


いろんな社会、いろんな枠組み、いろんな世界線を「創造できる」と、信じられますか?

もしそれが真実なら、あなたはどんな社会を創造しますか?



☆今日の地球フィールドワーク

今日の星模様-山羊座22度


「優美な将軍」は「賢明な分配者」へーテレベルムの予祝


  • 【整】「四角いもの」を整える

    机、手帳、部屋の四隅など、自分のテリトリーを丁寧に整えよう。

    「4」という数字の持もつ安定感を感じながら、自分の居場所を「持続可能な聖域」へとアップデートします。


  • 【祈】四方(しほう)を味方につける

    東西南北、それぞれの方向に自分を支えてくれるエネルギーがあると感じてみてください。お気に入りの小石や葉っぱ、小物やパワーストン、ろうそくなどでちいさな祭壇をつくり、あなたの部屋を土地の精霊、地球の循環とダイレクトに繋げます。


  • 【歩】四方(しほう)を味方につける 2

    外に出て、東西南北の方向にお気に入りスポットをみつける散歩もおすすめです。地球からお預かりしているおうちや職場、学校など、ゲニウスロキ(土地神さま)と仲よくなるような気分で、自分だけのパワースポットをみつけます。その場所から、小石や葉っぱなどもちかえり、祭壇に飾っておくと、おうちのなかで瞑想するときに、東西南北のパワースポットに、意識が広がりやすくなります。


  • 【観】手のひらを見つめ、過去を赦す

    かつて何かを握りしめ、戦ってきた自分の手をじっと見つめてください。その手をゆるめたとき、指の隙間から滑り落ちるのは「執着」で、新しく流れ込んでくるのは「宇宙の調和」です。

    停滞や変化を味方につけるときは、無意識に蓄積されてきた合意的現実世界の常識に翻弄されやすいので、ほんとうの自分とじっくり対話する気分で、世間的なカッコよさと、カッコ悪さは、自分にとってほんとのところどうなんだい?と、問いかけてみます。なにも握りしめる必要がなくなった手のひらには、どんな感じのエネルギーが集まってくるでしょう?


将軍が認めた敗北は、「個人のエゴが、宇宙の調和に降参した」美しい瞬間です。

わたしたちが「生きのこるために」握りしめてきた剣を置いたとき、空いたその手には、世界をよりよくするための「あたらしいバトン」や、みんなで分かちあうための「富の種」、あるいは全体をゆたかに調和させるための「タクト」がそっと手渡されます。


わたしたちの現代社会(合意的現実世界)が、いま、まさに問われているのは、「あなたたちが築きあげたそのしくみは、持続可能な循環型ですか」という、未来を見据えたシンプルな必須要素です。地球をひとつの生命体として、わたしたちの「住処」としてみたとき、おおいなる循環によって刷新されつづける地球惑星のリズムを、邪魔していませんか、と。


山羊座のものがたりは、ここから「真の安定と循環」へと加速していきます。

宇宙的な調和を求める たましい にとって、古い競争原理が壊れていく時代の転換期は、不自由な鎧を脱ぎ捨てるチャンスでもあります。


「競争」にはさまざまな種目があり、「勝敗」もさまざまなコントラストがあります。

種目はどれも素晴らしい創造のたまもので、断罪や糾弾の対象ではありません。ただ、父性をたくさん錬成していく過程で、普遍的な父性にはヒエラルキーの頂点パパもあれば、じつはドーナツ型のうつほパパを軸とする世界線もあるのだ、と知ってしまうと、もう、無邪気になんでもかんでも破壊してる場合じゃないね、というキモチになるのは、自然な流れだと思います。


わたしたちは、戦わなくても、もう十分に愛されています。


☆☆☆


サビアンシンボルとは?

地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。

それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。


地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。


360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。

1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。

象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。


サビアンシンボルについてもっと知りたい!



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