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今日の星模様-山羊座5度

  • 執筆者の写真: shirokikurage
    shirokikurage
  • 7 日前
  • 読了時間: 6分

静寂を切り裂く「魂の咆哮」—極限を越えて目覚める「全集中の呼吸」


山羊座5度サビアンシンボル


おはようございます。

昨日は「大きなカヌー」のシンボルとともに、集団のなかでの自分の役割や、現実を動かすための責任について深く見つめました。


「私」という個人の思いを超えて、果たすべきことに没頭する。

その静かな緊張感の先にあるのは、これまで経験したことのないような、爆発的なエネルギーの高まりです。


今日、太陽が進むのは山羊座5度。

シンボルは「カヌーを漕ぎ、戦いの踊りを踊るインディアン」です。


「戦いの踊り」というはげしい表現を読みとくために、すこし現代をはなれて、古代エジプトの聖域へと思いを馳せてみましょう。


ナイル川のほとりにあるコム・オンボ神殿。

そこではかつて、魂の強さを試す過酷な儀式が行われていたと言います。

暗闇に包まれた水路に飛び込み、ワニ(恐怖の象徴)が潜む淵を泳ぎ切って、出口をみつけるという儀式でした。


この儀式の目的は、もちろん人を痛めつけることではありません。

「死」や「限界」という圧倒的な現実を突きつけられたとき、人間のなかに眠る「火事場の馬鹿力」を超えた「神性(純粋な意識)」を、強制的に目覚めさせるためのものでした。


「コム・オンボにおける古代エジプトのイニシエーション」について「フラワー・オブ・ライフ第2巻(ドランヴァロ・メルキゼデク著)」から紹介します。『恐れは昔も今も人が光へと成長することを阻む最大の力です。高次の光の世界では、自分自身の思考や感覚がダイレクトに現実化します。するとほとんどの人が常にまず恐れを現実化させてしまうため(…)、みずからを破滅に追いこみ、高次世界に存在できなくなります。高次の世界で生き延びるには、ここ地上において自分の恐れを克服しておかなければならないことを、あらゆる古代文明の人々は知っていたのです。』

絶体絶命の瞬間、人は迷いを捨て、全細胞を一点に集中させます。

そのとき恐怖は「鋭利な知覚」へと一変し、わたしたちはふだんの自分では決して到達できない高いパフォーマンスを発揮します。(「全集中の呼吸」的なアレですね)


今日の星模様-山羊座5度で描かれる「踊り」は、「生存の危機を突破した瞬間に溢れだす、いのちの根源的なエネルギー」の放出です。


それは誰かとの比較や競争に勝つ、というような安パイなヨロコビではありません。

現実という重たい抵抗(ワニ)に直面し、そこから逃げずに「いま、ここ」の役割を全うしたことで、自分のなかに眠っていた「本物の力」と出会えたことへの、魂の勝鬨(かちどき)ともいえるものです。



☆今日の地球フィールドワーク

今日の星模様-山羊座5度、内なる「中心」を研ぎ澄ます


▼ここからは72°公式ブログ限定コンテンツです▼


  • 「集中」という名の聖域に入ってみよう

    誰かに押しつけられたプレッシャーではなく、自分自身が「これを成し遂げる」と決めた課題に対して、15分間だけスマホも思考も遮断して、全霊を注いでみましょう。

    もしも、みずから背水の陣を敷くのがむずかしければ、コム・オンボ神殿にトライする若き神秘学派の秘儀参入者気分で、魂の試練を想像してみましょう。

    井戸のような入り口があります。大きく息を吸って、その暗い水の中へ飛び込みます。

    深く潜ってゆくと底の方に明るい光が見えてきます。光の方へ進むと大きな水槽が広がりますが、ほっとするのもつかの間、そこには鰐がわらわらと泳いでいます。鰐たちをかいくぐって、運よく光あふれる水面から顔を出すことができたとしても、ざんねんながら不合格。実は合格者の出口は水槽の底をまっすぐ泳いで、突き当たりにある、入り口と同じような井戸の水路なのです。


コム・オンボの儀式「フラワー・オブ・ライフ(ドランヴァロ・メルキゼデク)」より
「フラワー・オブ・ライフ第2巻」ドランヴァロ・メルキゼデク著

準備を整え、瞑想の時間をたっぷりとって、井戸のような水の中にとびこむだけでも、そうとうな恐怖心を、集中力へと錬金しなければならないものを、暗闇の水路を抜けたさきに、ワニたちの姿が目に入ってくる。このときに湧き上がる恐怖はいかほどのものだったのでしょうか。これだけ息を止められることを考えると、チャレンジする人々は呼吸法の熟練者だったと思われますが、初回チャレンジではほとんどの人々が、ワニ水槽からひょっこり顔をだして不合格になったと伝えられています。(ワニたちはいつもおなかいっぱいで、人を襲うことはなかったとも伝えられています)


  • 丹田(お腹の底)を意識して動く

    古代の戦士たちが踊るように、重心を低く保ち、大地をしっかり踏みしめて歩いてみましょう。身体の軸が安定すると、周囲の喧騒に心が乱されなくなります。軸がなかなか安定しない、もっと初心者向きの軸を安定させる練習としては、ちょうどいい感じの棒きれとかステッキ、なければ傘などをもって散歩するのもお勧めです。棒をもつと、フシギと軸の安定感がよみがえります。


  • 「音」でエネルギーを放出させる

    一人になれる場所で、深く息を吐き出しながら、お腹の底から声を出す、あるいは力強く手を叩いてみてください。滞っていた気が一気に流れ出します。


  • 結果よりも「プロセスでの集中」を称えよう

    結果を追いもとめてうまくいったかどうかを常に監視することはやめましょう。自身をジャッジするのではなく、「あの瞬間、自分は確かに100%その場にいた」という感覚を大切にしてください。どんなに遠い目標も、馴染むことでふつうの感覚へと変容します。毎日コツコツ、深い深い呼吸や、腹の底からの声出し、手拍子、足踏みなどしているうちに、いまここに完全に存在している感覚にもなじんできます。いまここに在る感覚は、全エネルギーを集約させるので、活力とエネルギーで満ちあふれるからだを実感できるようになります。



現代社会において、不当な圧力やハラスメントは好ましいものではありません。 けれど、人生が突きつけてくる「避けて通れない課題」は、時にわたしたちを崖っぷちまで追い詰め、自分でも想像以上のちからを発揮するトリガーになることもあります。


もし今、あなたが何かの重圧の中にいるのなら、それはあなたを壊すためのものではなく、あなたの中に眠る「本物の強さ」を呼び覚ますための、魂の通過儀礼なのかもしれません。


恐怖心を集中力に変換して、ワニの潜む淵を泳ぎ切ったあとに響き渡る、誇り高い躍動のリズム。それはだれもがもって生まれた人類のスキルのひとつ「全集中の呼吸」です。

今日という日が、あなたのなかに眠る「真実の輝き」を再発見する、力強い一歩となりますように。


☆☆☆


サビアンシンボルとは?

地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。

それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。


地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。


360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。

1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。

象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。


サビアンシンボルについてもっと知りたい!


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