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【星と神話のものがたり】水瓶座27度☆古代の器に注ぐ天のにおい

  • 14 時間前
  • 読了時間: 7分
サビアンシンボル水瓶座27度


25度で「蝶の羽(エーテル体)」をひろげ、26度で世界の密度を測る「精密な計器」を手にいれました。今日は、そのセンサーを使ってある「宝もの」を発見します。


今日、太陽は水瓶座27度へ進みます。

シンボルは「スミレで満たされた古代の陶器(An ancient pottery bowl filled with fresh violets)」です。


時代を超えて受け継がれてきた「古い器」と、そこに注がれる「みずみずしい魂のエッセンス」との出あいが描かれたシンボルです。



「すみれ」のすべては「鼻」です


「古代の陶器」は、伝統的な知恵や、普遍的な真理の構造を象徴しています。


21度から24度までの厳しい体験をくぐりぬけ、余分なものを削ぎおとして結晶化した、わたしたち自身の「強靭な精神の器」でもあります。


「時を耐えうる堅牢な器(伝統や型)」があってこそ、そのなかに繊細ないのちのうつくしさを宿すことができる。


古い器をみずみずしく満たしているのは、摘みたてのすみれの花です。

それは星の高純度なエネルギー(天から流れてくる匂い)と読むことができます。

ルドルフ・シュタイナーは「すみれのすべては鼻です」という言葉をのこしました。


ルドルフ・シュタイナー「遺された黒板絵」 すみれは何をするのでしょうか。 すみれのすべては鼻です。 たとえば、水星から流れてくるものを、すみれは非常によく感じとります。 そのように、植物界のどの存在も、惑星界から匂ってくるものを感じとっています。 そして植物からは本当に、天の匂いが私たちの方へ向って薫ってくるのです。

すみれは、水星から流れてくる「天の匂い」を敏感に感じとる「感覚器官」そのものだと伝えています。


匂いを感知する機能については、人の嗅覚レセプターに香り分子が飛んできて、その刺激が信号となり脳に到達して云々、という見解がいまのところの学術的限界線です。

だから「天の匂い」については、その経路で認識できるシロモノでないことは確かでしょう。


そこはかとない印象、雰囲気、気配、しるし。

頭のなかのおしゃべりが止んで、こころが澄んでいるときに、かすかにほのかにわずかに受けとることができる微細な光加減。


26度で「比重計」として機能していた知性は、27度でより繊細で直感的な「嗅覚(気配をかぎ分ける力)」へ昇華します。


コンクリートの裂け目や劣悪な環境、「地上のほころび」を繕うように咲くすみれは、宇宙の階層からとどく高貴な香りを、物質世界へとつなぐ「きざはし」の役割を果たしています。



ミルフルール(千花模様)の宇宙、世界をおおう天蓋


中世のタペストリー「貴婦人と一角獣」に描かれたミルフルール(千花模様)のように、すみれたちは地表一面にエーテルの網をはりめぐらせています。


ヨーロッパで伝統的に愛されてきた千花模様/ミルフルールは、小さな植物が一面にちりばめられた模様のことで、ミルフルールに抜擢される草花は、薬草や宗教的な人物、キリストや聖母マリアなどを象徴するもののなかから選ばれます。貞節や忠信、誠実さを象徴するものとして、すみれも登場しています。


タペストリ―をながめていると、神々や大天使たちによる創造降下によって分化された、地球フィールドの生命種が勢ぞろいしたデザインなのでは、と感じます。


ミルフルールは「天の匂い」を宿した仲間たちが、空気のなかにすきまなく、みっちりと充満していることを表しているのではないかな、と。


五感を超えた第六の領域、あるいは「時代霊(大天使)」のヴェールのなかで、同じ志をもつ魂たちが共鳴しあい、地上世界にヴェールをかけているような印象です。


「古代の陶器」という宝もの(器)があるからこそ「摘みたてのすみれ(瑞々しい感性)」を注ぎつづけることができる。

「香り」はかなり高等な「魔法」の一種で、この地球上で、大地と天がまじわるための、「仕組み」として、機能しつづけているのだろうと感じています。


すみれが水星ネットワークを地上に敷いてくれるように、シロツメクサや、たんぽぽ、なずな、つくし・スギナにタネツケバナ。この季節に地上をおおう春の植物たちは、この太陽系を形成するためのエーテルを地球につなぐ、いのちのエッセンスです。


水瓶座27度では、エーテル体を認識するほどの「嗅覚」を開花するという意味で、受けいれる器がととのえば、そこには天の匂いが注がれることを示しています。



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【今日の地球フィールドワーク】水瓶座27度


「天の匂い」を聞く

今日、ふと目にとまった小さな花や、道ばたの景色、あるいは宙の彼方に、鼻をつかって意識をひらくようなイメージを持ってみましょう。「気配」や「しるし」、「雰囲気」など、宇宙からとどく微細な光を受けとる練習です。嗅覚は疲れやすい感覚器なので、物質の強い匂いが充満しているところは避けましょう。いつもの散歩道や通勤路で、歩くスピードをすこしゆるめて、ながれる景色と匂いの組合せを確認してみます。嗅覚をトリガーにして、感じられる気配をつかみます。外は刺激が多すぎて、こころを鎮められないと感じる人は、おうちのなかで、寝室と、キッチン、リビングの匂いから、その気配、雰囲気を定義してみましょう。大地に充満している空気を嗅ぎ分ける練習は、その「場」にどんなミルフルールの天蓋が降りているのかを知るきっかけになります。


自分の「器」に敬意をはらい、すみれを愛でる

水瓶座の季節を歩む30日間が、そろそろ終わりを告げます。天の匂い、サダルスウドの神の酒、星からのメッセージを透明なままに受けとれる器を、水瓶座成分を熟成させながら整えてきました。合意的現実世界から集合点をずらして、日常と非日常のエッジを見極め、そのうえに空中楼閣の足場を形成してきたからこそ、日常の延長線上にはない「古代の陶器」をみつけることができました。その強固な器でなければ、受けとれない智慧は、すみれの花としてシンボライズされています。今日はすみれの花を(お花屋さんで、公園で、画像で)みつけて、すこしのあいだ深呼吸しながら、話しかけてみましょう。


「ほころび」を繕う

もし、あなたの周囲で調和が乱れている場所(地上のほころび)を見つけたら、そこへあなたの「穏やかな意識」を、すみれヴェールのようにそっと置いてみてください。言葉で解決するのではなく、あなたの「在り方(香り)」でその場を浄化するイメージです。菫色(バイオレット)を身につけて過ごすことで、サポート力が増大します。




境界をこえて、ただよう香り


27度の「すみれ」は、ミルフルール(千花模様)が示すように、世界中に点在し、エーテルの網でつながっている「魂の同盟」そのものです。


26度で測った「比重」により、「古代の器」という宝ものをみつけ、さらに言葉を交わさずとも「同じ天の匂い」を共有している、空中楼閣を足場にした仲間の存在を確信させてくれました。


あなたが自分の「古代の陶器(自らの真理)」をすみれで満たすとき、遠く離れた場所にいるだれかの器からも、同じ香りが立ちのぼり、共鳴しあいます。


器からあふれ出したすみれの香りは、大気をこえて、境界線をこえて、風に乗ってどこまでも広がり、すべてがひとつに溶け合う「魚座という海」に向かって流れていきます。


サダルスウドの輝きに導かれ、水瓶座の季節が完成に向かうなか、あなたの魂は、大いなる旅路へと、歩を進めていきます。


☆☆☆


サビアンシンボルとは?地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。

それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。


地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。


1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。


象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。

サビアンシンボルについてもっと知りたい!

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