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【星と神話のものがたり】水瓶座26度☆天の水をはかるものさし

  • 2 日前
  • 読了時間: 6分

サビアンシンボル水瓶座26度

昨日25度で、右の羽をより完全に仕上げた蝶は、 自由な飛翔を確かなものにするために、精密な「感知能力」を手に入れます。


今日、太陽は水瓶座26度へ進みます。

シンボルは「A Hydrometer(水圧計 / 比重計)」です。


水圧計(あるいは比重計)は、液体の密度や濃度を客観的にはかるための道具です。

水の惑星・地球の、目に見えない「密度」を読みとる、精密な計器を象徴しています。



見えない「質」を数値化する知性


水瓶座の象徴である、瓶から流れでる「水(知恵・ロゴス)」が、いま、どのくらいの濃さなのか。あるいは、自分が身を置いている環境が、どのくらい「重い」のか、あるいは「軽い」のか。


26度は、25度で完成させた「右の羽(知性のフレーム)」が、高性能なセンサーのように機能しはじめ、 目に見えない「場の空気」や「人の意識の密度」を、客観的かつ正確に読みとるシンボルです。


「なんとなく不穏な感じがする」という曖昧な感覚を、「今は場の密度が重すぎるから、言葉を届けるタイミングではない」というふうに、精密なデータとして処理していきます。



サダルスウドの水を「劇薬」にしないために


17度の「番犬」がまもり、23度でわたしたちが浴びたサダルスウドから降り注ぐ「天の水」は、あまりにも高純度で、強烈な振動数をもっています。


恒星からの高次元なメッセージは、太陽というレンズで翻訳され、わたしたちの地球に降ろされます。高純度な水は、受けとる側の準備ができていないときや、注ぐタイミングをまちがえたとき、恵みではなく「洪水」や「混乱」をひきおこす劇薬となってしまいます。


水圧計は 「いま、この水を注いでも大丈夫かな?」 と、全体の気配をはかりながら冷静に判定します。知性が「情熱」にふりまわされることなく、宇宙の真理を「責任」をもって地上に降ろすための、さいごの安全装置です。



右の羽にそなわった「魔法のセンサー」


25度でひろげたエーテル体(エネルギーの場)としての「蝶の羽」は、地上の「重力(合意的現実の重さ)」にとても敏感です。


星の純粋な知恵をそのまま地上に持ちこもうとすると、現実の重みに押しつぶされてしまうこともあります。

「場」の振動数(密度)を瞬時に読みとり、それに合わせて自分の羽ばたきを調整することは、感情に振りまわされることのない、静かで知的な「愛の表現」ともいえます。


羽が大きく、美しくととのっているほど、読みとれる「情報の深さ」は増していきます。

かつては「ノイズ」として拒絶していた世界の多様な重みを、いまは「測定すべき豊かなエネルギー」として、静かに受けいれます。



土地のにおいと、時代霊のヴェール


水瓶座の感覚は「嗅覚」であると、シュタイナーは説きました。

21度から26度へといたる旅のなかで、「鼻」は、目に見えない質感をかぎ分ける「計器」へと進化してきました。


国や土地には、それぞれの独自の「におい」がありますが、それは土地神様や、その時代を司る大天使(時代霊)が放つ、エーテル的な密度のちがいです。


たとえば、海外から日本に帰ってきたときに感じる、あまいような、しょっぱいような、あの特有のにおいは、日本の国菌といわれる「麹菌(こうじきん)」というミクロな生命のいとなみをとおして、見えない存在たちがわたしたちの肉体に語りかけている「密度のサイン」なのかもしれません。


26度の知性は、そうした「科学的な事実(菌)」と「神秘的な真実(時代霊)」を、ひとつの計器のなかで統合して、 自分がどこにいても、精霊たちと「正しい距離」で調和して生きるための、成熟したふるまいを示しています。



【今日の地球フィールドワーク】水瓶座26度


「場の密度」をはかってみる

今日、だれかと会ったり、特定の場所に行ったりしたとき、内なる計器を意識してください。五感(匂い、光、音)を研ぎ澄まし、その場のデータを整理できるよう、名前をつけてみましょう。たとえば「朝日のあたる家」とか、「けだるい朝礼の体育館」「正月のばあちゃんち」「渋谷のスクランブル交差点」など、ピンとくる名をつけて整理していくと、その密度に合わせて、言葉を届ける「場」か、いまは待つかの実験を「あそび」として楽しめるようになります。


自分の「比重」をチェックする

自分自身のこころの状態を、液体にたとえてみましょう。 いまの自分の比重は、重い(執着や悩みが多い)でしょうか、それとも軽い(信頼と解放感がある)でしょうか。もし重いと感じたら、25度の「サダルスウドの追い風」を思いだして、光に包まれているイメージをもちます。その液体(こころの状態)が、金色に輝いていく、あるいは銀色の水蒸気をあげて動き出すなど、イメージを深めることで、からだを形成する水そのものが、軽く明るく輝いていきます。


「ちょうどいい場」を形成する

水圧計は、深すぎず浅すぎない、最適な場所を見つけるための道具でもあります。

あなたの知恵が、もっともスムーズに受けいれられる「深さ(タイミング)」を探っていきましょう。あせって言葉を注ぐこともせず、周囲を慮って言葉を飲みこむこともない。自然体で情報を交換できる「場」を、自身の水を軽く明るく変容させることで、周囲にも広げていきます。



同じ高度で飛ぶ存在たち


精密な計器を手に入れ、環境との調和をマスターした蝶は、ここで「孤独な飛翔」を卒業します。

26度の「水圧計」が示す数値は、嘘をつきません。

自分と同じ透明度、同じ軽やかさ、そして同じ「天の水」を受けとる準備ができている「比重」をもつ存在が、この空には点在していることに気づきはじめます。


つぎの27度では、この精密なセンサーを使って、おなじ志をもつ仲間たちと、目に見えない 「たましいの同盟」 を確認しあうステージへと進みます。


サダルスウドの輝きをはかりながら、自分と同じ光の比重をもつ魂との邂逅は、計器の針を、よろこびで小さく振動させ、それは身の内から湧きおこる「笑い」となっていきます。


☆☆☆


サビアンシンボルとは?地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。

それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。


地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。


1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。


象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。

サビアンシンボルについてもっと知りたい!

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