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【星と神話のものがたり】水瓶座29度☆両翼がそろったなら、飛ぶしかあるまい

  • 16 分前
  • 読了時間: 6分

サビアンシンボル水瓶座29度

昨日は28度で、長年自分の支えになってきた「知のフレーム」を、のこぎりで切り倒しました。

足場を失う恐怖を「卒業」という名の歓喜でぬりかえ、仕組まれた自由(支配)から解き放たれたのです。


今日、太陽は水瓶座29度へ進みます。

シンボルは 「サナギから出てくる蝶(A butterfly emerging from a chrysalis)」 です。



最後の揺りもどし ── 「乾いた知性」のささやき


右と左、両翼のバランスがととのい、いよいよ宙高く舞い上がろうとするその瞬間、怜悧な知性が水瓶座成分を襲います。


「すべてを理論で解明し、俯瞰している今のほうが安全ではないか?」

「感情に溺れる魚座の海へ行くなんて、自己コントロールがきかなくなるのではないか?」


博愛的でありながら、どこかこころの奥が乾いているような、孤独な優越感。

「理解している自分」という高い塔に立てこもり、他者との融合を拒もうとする知的な防衛本能が、「乾いた正しさ」への執着を呼び戻し、水瓶座成分をサナギの中に引きもどそうとします。



左右の羽を統合する


25度の蝶、覚えていますか?

あの時の蝶は「右の羽(知性・理)」だけが大きく、左の羽(感情・受容)はまだ未完成でした。

地上という密度の高い世界で、まずは「理(ことわり)というきざはし」を築く必要があったからです。


29度の揺りもどしの中で、水瓶座成分は最後の「アガキ」と「覚悟」のあいだをいきつもどりつしながら、両翼をゆっくりと動かしつづけています。


そうするうちに、左の羽に豊かな感受性が流れこみ、ひとつの結論に到達します。

「正しくあること」よりも「流れにのること」のほうが、いまの自分には必要なのだと。


知性で世界をコントロールしようとする野心を手放し、「すべてと一体になり、溶けあう」道をすすむことを許したとき、シワシワだった左の羽にエネルギーが通って、羽はしっかりと形成されます。


知性と感情。

天のことわりと魂のヨロコビ。

左右の羽が完璧なバランスを得たとき、蝶は風を「はかる」必要も、重力に「あらがう」必要もなくなります。



「物質の殻」から脱皮する


シンボルの「サナギ」は「三次元的な物質界の常識」や「肉体の制約」という、この地球フィールドそのものの殻と考えます。


28度で足場を失い、飛ぶしかなくなったわたしたちは、「自分は肉体をもった人間である前に、光そのものである」という真実に目覚めます。 知識ではなく、実践者としての目覚めです。


サナギの殻が割れるとき、そこにあるのは「努力して飛ぼうとする意志」ではなく「ただ、光のなかへ溶け出していく」という圧倒的な自然の摂理です。


「水瓶座成分が結晶化した蝶」の目には、なにが見えているのでしょうか。


たぶん、地上の喧騒ではありません。

もちろん、積み上げた成果の残骸でもありません。


蝶が見ているのは地平線の彼方にうっすらと広がる、月光に照らされた白い花の野原。

かつてのバビロンが、純粋な精神のフィールドへと変容した「アーダスの野」の予感です。


29度の蝶は、時空を超えた「魂の同盟(兄弟団)」へ合流するために、サナギの殻を捨てていま、宙に飛び立ちました。



【今日の地球フィールドワーク】水瓶座29度


「正しさ」をリリースする

「自分は正しい、相手が間違っている」と感じる思考が浮かんだら、その「正しさ」をサナギの殻と一緒に脱ぎ捨ててみましょう。正論で勝つことよりも、その場の空気が「柔らかくなること」を選んでみます。怒りや憎しみ、イライラも反発も、その存在をゆるすために仕組まれたシナリオです。存在を許すためには、正誤の境界線を溶かさなくてはなりません。正誤の境界線を溶かすということは、生存を脅かされる要素に対して、その存在を強化させるような反応エネルギーを注がない、ということでもあります。否定は存在を強固にして、「守る壁」と、「壁に挑む運動エネルギー」を増長します。正誤判定より、今日は「わたしはその存在を許す」と、こころの中で繰り返してみましょう。


両翼に「光」をそそぐ

乾いた知性の抵抗を感じたら「情緒」の潤いを与えましょう。美しい音楽を聴く、目に優しい緑や、こころを落ち着かせるちいさな炎、あるいは水面のゆらぎを、じっと見つめる。風の匂いを感じる、ひろい空に隙間なく充満している天の匂いを想像する。この世界は魔法に満ちていると感じ、からだが落ち着いて、呼吸が鎮まったら、背中に意識をむけて、肩甲骨を感じましょう。おおきな翼を想像して、それをゆっくり動かすようなキモチで肩甲骨を動かしてみます。大気に満ちている天の匂いが、光の繊維になって羽をつつみ、あなたが進む方向、宙の流れを教えてくれます。

うまくイメージできるようになったら、椅子に座るたびに、まずは右肩(理性)と左肩(感受性)の力を抜いて、ゆったり呼吸する動作を「クセ」にできるくらい、日常にセットしていきましょう。右側の宇宙の理と、左側の魂の喜びが、胸のセンターでひとつに溶け合うのをイメージしてください。左右のバランスが整ったとき、あなたの背中には目に見えない「完璧な両翼」が広がっています。


「光の粒子」として移動する

歩くとき、話すとき、自分が「肉体という器」ではなく「光の粒子」であると想像してみてください。重力から1ミリだけ浮いているような感覚で、軽やかに移動してみましょう。

軽やかさをあじわいつづけていると、その感覚に馴染んできて、いつでも「浮力を感じるフィールド」に、さっと移動できるようになります。通常運転のようになじむまでは「わたしは光を吸いこみ、光に包まれている」「わたしは光をもちはこび、誰といても光をもたらす」というアファーメーションも助けになります。


「脱皮」の感覚を味わう

今日、あなたが「もうこの役割は自分には小さすぎる」と感じるものがあれば、それを静かに脱ぎ捨ててください。それは肩書きかもしれないし、「しっかりしなきゃ」という強迫観念かもしれません。殻を脱いだあとの、むき出しの肌に触れる風の「心細さと心地よさ」を同時に感じてみましょう。



そして、約束の地へ


完璧な蝶となったわたしたちは、もう迷うことはありません。

次なる30度、水瓶座の最終地点では、月光に照らされたバビロンの野で、時空を超えた仲間たちとの再会がまっています。


ものがたりは、いよいよグランドフィナーレへ。

「アーダスの秘密」へと辿りつきます。


☆☆☆


サビアンシンボルとは?地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。

それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。


地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。


1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。


象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。

サビアンシンボルについてもっと知りたい!

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