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今日の星模様-山羊座27度

  • 執筆者の写真: shirokikurage
    shirokikurage
  • 1月17日
  • 読了時間: 8分

見える高さが変わる、山の巡礼と「風の通り道」


サビアンシンボル山羊座27度

おはようございます。

昨日の26度で「水の妖精」から、うるおいを受けとったわたしたちは、今日、そのヨロコビをリュックに詰めこんで、いよいよ山羊座ものがたりの全体像を見とどけるため、山の巡礼路へと足を踏みだします。


今日、太陽は山羊座27度へ進みます。

シンボルは「山の巡礼」です。


山道は、山頂に近づくほどに空気が薄くなり、景色は壮大さを増していきます。

ただしこの場所は、山羊座にとって最後の正念場。「登りつめた者」だけが試される、もっとも甘く、もっとも危険なトラップが仕掛けられた場所でもあります。



高潔な孤独と、目詰まりの正体


山羊座21度から25度にかけて、わたしたちはこの地上で立派な構造体(地位、名誉、成功)を築き上げました。27度の巡礼は、その構造体の屋根をつたい、一番高い尖塔へと向かうような歩みです。


山羊座のお山は、高くなるほど、道は細く、独りぼっちになってゆきます。

成功の階段は登れば登るほど、おなじ景色を共有できる人が少なくなり、風あたりは強く、かつてのような賑やかさは消え、静寂と孤独に包まれます。


山羊座は共同体を創出するところからスタートし、仲間やチームとの結びつきをなによりも大切にしてきました。けれど最終的な完成を目のまえに、「孤独」な巡礼の道をあゆむことで魂を純化させ、次のサイン(水瓶座)の自由な風を、受けとるための準備をはじめます。


ほんらい、山羊座の使命は「社会の循環を維持する構造を創ること」です。

ただ現代社会の多くは「生存するために手段を選ばない」生きのこり合戦になっているので、頂上付近で手に入れた富や権力に執着し、そこに居座ろうとします。


今日の星模様-山羊座27度の巡礼路は「真実」が試される道です。

合意的現実社会で築いたものは、「手放す」ことではじめて、真の公共財として世界に循環しはじめます。


「既得権益層」による目詰まりがおこると、持続型の循環は機能せず、山羊座の「型」は旧態依然の「父性」による、支配構造を生みだします。

捨てきれない執着があると、26度でせっかく招き入れた「水の精霊(感動や生命力)」の流れを止め、やがて枯れてしまいます。循環しない構造体は、「器」ではなく「檻」になってしまうのです。


27度は神秘数にすると「9」になります(2+7=9)。

それはひとつのサインからの出口を予感させ、山羊座の巡礼者は歩きながら気づいてゆきます。「自分が登ってきたこの山も、広大な宇宙という大地の一部に過ぎない」と。


山頂に近づくにつれて、システムの完成に誇りと達成感を感じつつ、水瓶座の「風の通り道」で立ちどまるとき、そこから次は、どこへ飛翔するのかと、胸は希望で膨らんでゆきます。



飛翔か、安寧か


飛翔を選ぶなら、「青春」を神格化した女神ヘーベー(ガニュメーダー)の加護のもと、水瓶座のシンボルとなったガニュメデスがそそぐ神酒で盃(さかずき)を交わし、「永遠の春・大いなる記憶とつながり、不老不死の精神性を得る」道がひろがります。


安寧(現状維持)を選ぶなら、地上世界の既得権益層として数十年の担保と引き換えに、おなじフェイズをめぐりつづけるループの輪に組みこまれ、老衰と精神の死がまっています。


  • 飛翔: 水瓶座の象徴・ガニュメデスが注ぐ神酒を受けとり、不老不死の精神性を得る道。

  • 安寧: 地上世界の権益と引き換えに、同じフェイズを巡り続ける老衰のループ。


27度の巡礼者は、自分が築いたものへの誇りをもちつつも、それに縛られない「精神のエスタブリッシュメント」としての矜持を試されています。



☆今日の地球フィールドワーク 今日の星模様-山羊座27度


魂の風通しを良くして、日常を聖地化してゆく


  • めぐり循環チェック

    部屋の隅や、人間関係、からだの状態などで、めぐりを止めていると感じる箇所をみつけたら、そこに風を通すようなイメージで深呼吸をします。からだは呼吸とイメージで、お部屋は掃除ですっきりしますが、人間関係の重さをクリアするコツは、まず自分の周囲に卵型の光を創造して、境界線をこんにゃくみたいなプルプルとした質感でイメージします。重たい関係性を感じる人にもおなじように、こんにゃくみたいなぷるぷるエーテル体を着せてあげ、すれ違いざまにスルリと滑る、あるいは隣に立っているときにプルンプルンと滑りあう、なめらかな空気感を想像します。境界線は守るけれど、執着せず受け流すつながりを創造しましょう。


  • 「宙」から眺める時間をもとう

    どんなに高い山も、空から見ればでこぼことした突起です。下から見上げると巨大な壁や障害物にみえるものも、上から見てみるとまったくちがう構造物のカタチが見えてきます。自分という存在も共同体のなかでは「社会の役割」を担う一部分で、名まえや役職や、年齢性別などで、ある種の型が決められてしまいます。

    地球全体を構造体として見ることのできるポジション(宙)からみると「広大な宇宙の構成員」へと視点が変わり、あたらしい風が吹いてきます。


  • 「歩く瞑想」をしてみよう

    駅までの道や買いものの往復、家のなかの移動で、1歩ごとのからだの動きに意識を向けてみます。足の裏が地面に触れる感覚を味わい、1歩ごと「いまここにいる」と思いをこめます。1歩ごと、気をそらさずに宇宙の構成員たる自分を意識できるようになったら、毎日あたりまえにやっている作業(お茶を淹れる、掃除をする、メールを打つ)なども、巡礼の1歩と考え、神聖な儀式のように丁寧に行ってみます。24時間、気をそらさずに瞑想するように生きる練習は、風通しよく明晰な意識を運んできます。


  • 水瓶座の風を予感する

    山頂付近の空気は薄く、地上のような「重力(社会のしがらみ)」はもはやあなたを縛りません。24時間気をそらさない練習をはじめると、肩書きも年齢も国籍も関係のない、たましい同士が響きあう、水瓶座的な「普遍の光」の世界が垣間見えてきます。

    「山の巡礼者」のように、自らがその光へと溶け込んでいく準備として、自分がもし、なんの役割ももたない「ただの魂」だとしたら、つぎはなにをして遊びたい?と、問いかけてみます。ふと頭をよぎる突拍子もないアイデアは、水瓶座の世界への招待状です。


  • 重い荷物を一つ、置く「脳(思考)への感謝と手放し」

    「自分がやらなければ」と思っていた責任やこだわりを、今日一つだけ手放してみましょう。荷物が軽くなるほど、あなたの「飛翔」はスムーズになります。思考(脳)は、効率よく生きのびることを最優先するので、飛翔を選ぶあなたをサポートすることはありません。逆にどんなに辛い状況をくりかえすことになろうとも、いままで通りの妥協の道を選択するように、甘言や脅迫、もっともらしい道徳論を展開します。「生存の確立を提示し、まもってくれてありがとう」と伝えながら、あたまとの対話をやさしい時間に変えて、ゆっくりひとつづつ「重荷」を手放してゆきましょう。



活動宮、土元素の山羊座は、自らの足でしっかりと大地(現実)を踏みしめてきました。

巡礼者は、自分がつくりあげたピラミッドの石積みの一つひとつを、卒業式の回廊を歩くように確かめていきます。それは、この現実世界を肯定し尽くしたからこそできる、執着のない「手放し」のプロセスです。


山を登り切った巡礼者だけが知る、静かな真理があります。

それは、頂上を目指す旅そのものが、魂を磨き上げるための壮大な儀式だったということです。


わたしたちはもう、だれかに評価されるために歩く必要はありません。

山羊座の構造を極めることで、いま、地上の境界線を越えた「星々のネットワーク」が見えはじめているなら、山羊座という素晴らしい学び舎を卒業し、自由な大空へと翼を広げる準備に取り掛かりましょう。

今日の一歩は、あたらしい次元へとつづく、光の階段です。


執着という重力から解き放たれ、薄い空気のなかで軽やかに笑う。

その姿は、つぎにつづく人々にとっての「曼荼羅(道標)」になります。


山頂の光は、もうすぐそこ。

水瓶座の自由な風が、あなたの頬を撫ではじめていませんか?


☆☆☆


サビアンシンボルとは?

地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。

それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。


地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。


360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。

1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。

象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。


サビアンシンボルについてもっと知りたい!

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