今日の星模様-山羊座8度
- shirokikurage

- 4 日前
- 読了時間: 7分
不自由さのなかに響くメロディ、制限が奏でる「調和」の歌

おはようございます。
昨日は、地球という名の「錬金術の窯」のなかで、逃げ場のない高圧を受けながら、自分という結晶を創りだすプロセスを見つめました。
ともに泥をかぶり、おもたい絆を引きうける「聖なる共犯関係」を知ったことで、もはや孤独な「個」であることを守る必要はなくなり、個を擁護する必要もなくなりました。
今日、太陽が進むのは山羊座8度。
シンボルは「しあわせそうに歌う家の中の鳥」です。
窯からだされた結晶が、こんどは「家」という心地よい器のなかに置かれ、そこから美しい歌声が響きはじめる。そんな、穏やかで幸福なステージです。
「籠」は監獄じゃなくて共鳴箱(レゾナンス・ボックス)にできる
このシンボルに登場する「家(鳥籠)」は、山羊座が守りぬいてきた「社会」や「規律」、あるいは覚悟を決めてアーチをくぐり参入した「共同体」を象徴しています。
一見すると、空を飛べる鳥が家のなかに閉じ込められているのは「不自由」にみえるかもしれません。 けれど、山羊座8度の知恵は、まったく逆の真実を教えてくれます。
バイオリンの弦は、あの木の箱(ボディ)という「制限」があるからこそ、深く美しい音を響かせることができます。
わたしたちの魂もまた、組織や家庭、役割という「枠組み」に守られ、そのなかで他者とリズムを合わせることで、一人では決して奏でられない「調和の歌」を歌いはじめることができます。
「順応」という名の、クリエイティブな才能
今日の星模様-山羊座8度では、自分の置かれた環境に対して抗うことをやめ、「ここがわたしの居場所だ」と認める心理を表現しています。
そのルールのなかで、どう自分らしく楽しむか。
「順応」は妥協ではなく、 むしろ、与えられた条件下で最大限の幸福をクリエイトする、とても高度で山羊座的な「スキルの習熟」です。
かつての戦友たち(同じ穴の狢たち)と肩をならべ、日々のルーチンのなかでふと鼻歌がでるような、そんな「地道な幸福」のなかに、魂の救いがあります。
☆今日の地球フィールドワークと恒星からのメッセージ
今日の星模様-山羊座8度と恒星ファシーズ
日常の音を「音楽」に変える、ファシーズの光★射手の眼差しと、響きはじめるリラの予感
▼ここからは72°ブログ限定コンテンツです▼
生活の音に耳を澄ませてみよう
お湯が沸く音、戸棚を開け閉めする音、足音や、誰かが笑う声、誰かの呼吸する音、エアコンや換気扇の無機質な音。それらを「雑音」ではなく、自分の人生という劇場で鳴っている「BGM」だと思って聴いてみよう。特定の記憶をゆすぶることのない、無機質な生活音は、集中する対象として感情を乱さない便利なツールにもなるので、マインドフルネスや瞑想習慣の練習にも役立ちます。
「居場所」をしつらえてみよう
鳥が巣をととのえるように、デスクやリビングを少しだけ「お気に入り」で満たしてみよう。一輪の花、お気に入りのマグカップ、だいじにしているキーホルダー、なぜだか心惹かれるイラストやコトバ。その気配はみえない「器」のように有機的にリンクして、心を安定させ、ライフソング(思いつきでふと口ずさみたくなることばやメロディ)をクリエイトする空間を作ってくれます。
ハミング(鼻歌)で能動的に共鳴しよう
今日は家事をしながら、歩きながら、お風呂に入りながら、どんな瞬間でもチャンスがあれば小さく鼻歌を歌おう。あなたの身体(器)が振動し、周囲の空気と調和していくのを、きっと感じられるはず。
「役割」をリズムとして楽しもう
今日やるべきタスクを「太鼓のリズム」にのせて淡々と、けれど軽やかにこなしてみよう。あなたの動きそのものが美しい舞(ダンス)に変わってゆくように、家族のリズム、仕事のリズム、散歩のリズム、買い出しのリズム、いろんなリズムを発見して、調和の一歩をつかんでいこう。
恒星からのメッセージー射手の眼差しと、響きはじめるリラの予感
山羊座8度は天文学的な視点からは「射手座(コンステレーション)」の弓の付近に位置しています。
この付近には「ファシーズ(Facies)」という力強い恒星(星団)が横たわっています。
ファシーズは「射手の眼差し」とも呼ばれ、一点に集中する驚異的な知覚と、目的を完遂する冷徹なまでの情熱を象徴する星です。
「家の中で歌う鳥」は、ただ漫然と閉じ込められているのではなく、ファシーズのような「一点に集中した純粋な意志」をもっている、と考えてみます。 鳥の歌声は周囲の雑音にいっさい惑わされることなく、魂の奥底にある「ひとつの真実」を射抜くように響かせます。
さらに、この度数の先には、やがて出会う、こと座のα星ベガ(Vega)を擁するリラ(竪琴)の気配が、かすかな振動として伝わりはじめています。
集中(ファシーズ)が、歌(ベガ)に変わるとき、「制限」という名の弦は、これ以上ないほどピンと調律され、魂は自然と「音楽」を奏ではじめる。
わたしたちがいま、この地球という「不自由な家」のなかで役割をまっとうしているのは、いつか宇宙という広大な空間で、自分だけの音色を響かせられるように「調律」の練習をしているからなのかもしれません。
遠く1万2千年前には北極星でもあった「ベガ」に導かれて、人生の北極星(進むべき道)が指し示す、聖なるリズムに同期をとると、古い記憶(あるいは未来の記憶)を思いだす、とくべつな日になるかもしれません。
わたしたちは、どこまでも自由でありたいと願う一方で、どこかに「根ざしたい」とも願っています。
山羊座8度は、あなたが選び、あるいは運命によって与えられた「家(制限)」が、実はあなたを輝かせるための「ステージ」だったことを教えてくれます。
あなたが今日、その場所でしあわせそうに歌うとき、その歌声はヴェールの向こう側まで届き、ともに歩んできた戦友たちの心をも、そっと癒していくはずです。
不自由なはずの場所で、誰よりも自由に、心地よく。
あなたの内側から溢れるメロディを、どうぞ大切に響かせてください。
今日という日が、ハーモニーに満ちた、穏やかな一日となりますように。
☆☆☆
いつも当ブログを読んでくださり、ありがとうございます。
本日より、ブログのカテゴリー名を【アロマと星座ものがたり】から【星と神話のものがたり】へと改めました。
実はこのシリーズをはじめるとき、アロマか神話か、どちらでいくかすごく迷っていました。
アロマについては、四季折々のハーブ情報【ハーブ天然ものがたり】に集約していけることや、これからの新時代・宇宙時代とも呼ばれる未来に向けて、太陽系の外にひろがる広大な宇宙とのつながりを、私自身がもっともっと追いかけたくなったというのが改定のおおきな理由です。
ゾディアックサインの方向にある、天文学的な恒星が表す象徴や、星にまつわる神話など、折りまぜつつものがたりを展開してゆきたいと思っています。
恒星の情報を深掘りするときは、AIの知恵も拝借しつつ、「ブレイディの恒星占星術(ベルナディッド・ブレイディ著)」や「トランシット占星術(松村潔著)」などの本も参考にしています。
☆☆☆
サビアンシンボルとは?
地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。
それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。
地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。
360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。
1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。
象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。
サビアンシンボルについてもっと知りたい!
つづきはこちらで>>>【星と神話のものがたり】はじまり





コメント