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【星と神話のものがたり】水瓶座3度、偽りの帰属にさようなら

  • 執筆者の写真: shirokikurage
    shirokikurage
  • 2 日前
  • 読了時間: 8分
サビアンシンボル水瓶座3度

おはようございます。

昨日の「天のめざまし(激しい嵐)」は、みなさんにどんな印象をのこしましたか。

激しい雨が古いエネルギーを洗い流したあとは、地球をめぐる風にさわやかな匂いがあることを、思いだす朝だったのではないでしょうか。


今日、太陽は水瓶座3度へ進みます。

シンボルは「海軍からの脱走兵」です。


嵐のなかで「ほんとうに大切なもの」に気づいた たましいは、ついに古い集団のルールから一歩外へ踏みだす勇気に突き動かされます。



帰属意識に潜むトラップ


軍隊というシンボルは、組織力や高い規律をまもる集団性が示されています。また、生命をおびやかす外部者は敵とみなし、力によって排除する姿勢が根本にあります。

軍に帰属することは「共同体をまもるためのローカルな役割」が徹底して優先されます。

それは生存するための安定をもたらしますが、同時に自分に「小さな嘘」を重ねつづけることでもあります。


水瓶座が「軍」というシンボルから去るのは、反抗したいからではなく、自分自身の「周波数」を、これ以上濁らせたくないからです。もはや組織を否定したり、戦ったりすることにすらエネルギーを使いません。ただ、静かに「そこから消える」ことを選びます。水瓶座成分の脱走は「宇宙への忠誠」です。


軍服を脱ぎ捨てたあとにのこるのは、純粋な「意志」という一本の糸です。

全体という布を構成する一員であることを自覚しながらも、自分自身でそのテンション(張力)を管理する「自立したノード(結び目)」へと目覚めていきます。

軍服(制服)から抜けた糸は、特定の誰かのためではなく、「宇宙というもっと大きなタペストリー」を織るために存在したいという、憧れを秘めています。


地球という合意的現実社会に身をおきながら、だれにも、なんにも依存せず「宇宙の知性と一対一で通信するアンテナ(観測点)」になること、その孤独な決断の先にまっているのは、数千人の「仲間」ではなく、たましいの奥底で響きあえる「数人、あるいはたった一人の真実」との出あいです。


人とのつながりは(現代社会ではまだ)、嘘をかさねて生きるスキルをもっていなければ、スムーズな循環を維持できません。

水瓶座成分が活性化するにつれて、「たくさんの友人はいらない、たった一人でいいから嘘のないつながりをもてたら最高だ」という心理が強まります。


水瓶座は博愛と友愛のサインといわれますが、嘘や建前を駆使して関係性をつくることで、精神はどんどん破壊されてしまいます。

「自立したノード(結び目)」として、魂の周波数が完全に一致する「たった一人の真の友人」とつながることに、なにものにもかえがたい価値をおいています。


その一人は、いまの自分であってもいいし、時空を超えた先人や非人類であってもいい。

あるいは、宇宙の真理そのものであってもいい。 「偽りの帰属」という、自分を殺してまでまもる「嘘のつながり」を捨てたとき「真実の一点」につながる道がひらけてゆきます。


水瓶座3度の背景には鷲座の主星アルタイルが輝いています。

わたしたちが海(集団)を脱してめざすのは、高く澄みわたった宙。

アルタイルは自立して生きるものの道を照らし、高い視点から獲物(真実)を捉える力や、大胆な決断ができるように、地上を這うものや群れ(海軍)を遥か上空から俯瞰して、自らの意志で急降下し、あるいは上昇します。


アルタイルは「誰にも縛られない、高潔な独立心」を象徴します。


海という集団感情に沈むことなく、鷲のように空へ舞い上がり、自分の「意志」を貫く。「脱走」は逃げではなく、「より高い視点に立つための飛翔」です。



蠍座の「反抗」から、水瓶座3度の「脱出」へ


水瓶座3度を読みとくために、おなじ不動宮の蠍座に登場する、21度「職務に反抗する兵士」を紹介します。


蠍座21度「職務に反抗する兵士」

兵士はまだ、軍という組織(集団の感情)の中なかにいます。

内側の良心と外側の規律の板挟みになり、葛藤しながらも「No」を叫びます。

水エレメント特有の、血の通った、泥臭くもせつない抵抗ですが、蠍座の粘り強さと押しの強さで、規律を押しつけてくる共同体に反撃する姿勢を表明します。

他者との融合によってあたらしいナニモノカを創造する、水エレメントのつながり方ともいえます。


水瓶座3度「海軍からの脱走兵」

対して、今日のシンボルはもっとクールで決定的です。

「海軍(ネイビー)」は、規律ある集団意識をあらわし、「海(感情・無意識)」という、大きなうねりにのみこまれた状態を示しています。

水瓶座はここで、葛藤するのをやめ、強い意志をもって「去る」ことを選びます。


「海」のシンボルにはおだやかさ、広大さ、ふところの深さから、厳しい自然界の掟、なにもかも飲みこんでスポイルしてしまう恐ろしさ、深海の神秘的で得体のしれない恐怖心まで、多層的な象徴をみることができます。


地球は海の惑星、地球惑星そのものを海の象徴とみるならば、水瓶座がこころの自由をとりもどすために、3度で脱走を決意するという心理には、地球惑星からの一抜け、という側面もあると思います。



不動宮のダイナミズム、蠍座の粘着を剥がす「風」


4つの不動宮(牡牛・獅子・蠍・水瓶)は、どれも「維持する力」が強いサインです。

とくに蠍座は、他者や組織と深くとけあい、はなれがたい「癒着」を生みます。

この強烈な磁力を剥がせるのは、水瓶座の「風」しかありません。


他者のすすむ道には「型」や「タイプ」「タイミング」があることをよく理解して、それぞれの生き方に、こころからのリスペクトをもっていますが、もしもそれが自分を縛る「鎖」になったとき、水瓶座はためらわず、すべてを捨てて素の自分に戻ります。


その行動は、水エレメントや土エレメントを軸にしている「共同体」からすると、「裏切り」と受けとられるケースもままあります。

けれど水瓶座成分がこころを捧げるのは、ローカルな共同体ではなく、「全人類に共通する普遍的な自由」への忠誠です。



【今日の地球フィールドワーク】水瓶座3度


偽りの帰属にさようなら。自分という一文字(いちもんじ)を確かめる


  • ひとり時間の聖域習慣

    だれともつながらない、なんにも属さない、ただの「わたし」と仲良くなります。社会的な肩書きや「母・父・子」といった役割を脱ぎ捨てて真っさらな一人の「人間」として、ただ呼吸をしてみてください。父でもない、母でもない、上司や同僚でもない、先生でもなく、生徒でもない。男でも、女でもない。いっさいの役割から解放された自分のプレゼンスは、どんな感じですか?4つの元素でいうと、どのエレメントをもっとも強く感じますか? 炎、風、水、土。色はついていますか?うごきはありますか?冷たいですか?あたたかいですか?それとも燃えるような熱さを感じますか?


  • 風を感じよう

    意見の沿わない人に対して、議論して相手を変えようとするのではなく、そっとその場をはなれ、自分のペースを意識してみましょう。外へ出て、冷たい風を肌に感じながら、湿った感情を、風がさらさらと乾かしてくれるのを感じてみます。

    ほんとうはそう思っていないけれど、周囲に合わせた「そうだね」をやめて、ゆっくり解放してゆきましょう。沈黙を選ぶだけでも、それは立派な「脱走」方法のひとつになります。


  • 「たった一人」に届けるつもりで

    今日の発信や仕事、あるいは手仕事を、不特定多数ではなく「世界にたった一人、魂でつながるあの人」に届けるつもりで向きあってみましょう。自由はあなたのすぐ隣にあって、自分らしくいられる心地よさは、自分で許可した途端に、かんたんに手に入ります。あなたが心地よくいられるスペースを大切にすることで、周囲にも気配は伝搬し、心地よさがひろがってゆきます。



「脱走」という言葉は、せっぱつまった印象や、のっぴきならない状況をイメージさせます。

けれど水瓶座3度のものがたりは「自分自身の良心に従うことは、世界に対する最大の誠実さだよ」と教えてくれます。


どこかに属していなくても、そのままで十分に価値ある存在だということを、水瓶座は折にふれて再確認するように進んでいきます。

「海軍からの脱走兵」は、自分自身のこころにこれ以上嘘をつかないという、誠実な生き方の選択を示しています。

群れをはなれて「ここちよい周波数」を保つことは、嵐のあとの澄みきった大気のような芳香を、通奏低音のようにセットすることでもあります。


あなたは、どこに属さなくても、そのままで完璧なノードです。

「たった一人」の真実を抱きしめて、今日という一日を誇り高く歩いていきましょう。


☆☆☆


サビアンシンボルとは?

地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。

それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。


地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。


360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。

1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。

象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。


サビアンシンボルについてもっと知りたい!



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