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今日の星模様-山羊座30度

  • 執筆者の写真: shirokikurage
    shirokikurage
  • 4 日前
  • 読了時間: 8分

未来を知る者が担う、巨大船の安全操縦


サビアンシンボル山羊座30度

おはようございます。

昨日は一杯のティーカップのなかに広がる銀河をみつめ、日常が宇宙のフラクタル(相似形)であることを確信しました。


古い世界線(第1の集合点)で頂点にのぼりつめたものたちの心理を理解できると、あたらしい世界線(第2の集合点)の扉がしずかにひらかれることを知りました。


今日、太陽は山羊座の最終度数、30度へ進みます。

シンボルは「秘密のビジネス会議」です。


山羊座が30日間かけて登り続けてきた山の頂で、密やかな合意形成が行われます。

「ビジネス会議」と詠まれてはいますが、たんなる利益追求の会議ではありません。

山羊座が大切にするのは構造の形成と、そのシステムを「維持」してゆくことの責任です。

山羊座世界の「型」をまもり、そこに生きる人々を食べさせるための、深淵なる意思決定の場が示されています。

会議に参加するものたちは、すでに水瓶座の自由性を知りながら、あえて山羊座の責任を引き受けています。



精神のエスタブリッシュメントたちが集う「奥の院」


今日の星模様-山羊座30度は、これまで経験した「努力」「責任」「成功」「孤独」「飛翔」「予知」のすべてを統合する度数です。


「ビジネス」というシンボルからは、キャッシュフローだけではなく、魂がこの地上で、なにを成し、どのように社会に貢献するかという「生命の事業」のようなニュアンスを感じます。

自分の人生という会社のCEOとして、あるいは人類という大きな組織の役員として、つぎのサイン(水瓶座)に向けて「なにを継承し、なにを刷新するか」最終承認を行っています。


30度は次のサインへの移行点なので、山羊座が完成させた「確固たる基盤・型」を、水瓶座の「自由な理想」へと受けわたすための契約書に、サインする場所でもあります。

ここで決まったことは、のちに「運命」として現実化していくような印象です。


「秘密」というシンボルは、会議が地上のさわがしい権力争いのなかにあるのではなく、沈黙をまもり、自らの責任を全うした者だけがアクセスできる「内なる精神の領域」で行われることを示唆しています。


28度で見た「魂の通信ハブ」が、より具体的な「実行部隊」へと、組織化された状態とも言えます。「秘密」であるということは、それが悪事だからではなく、高潔すぎる知恵ということです。



アンナと王様、真実を知るタイミング


1940年代に書かれたアメリカのベストセラー「アンナとシャム王(英国婦人家庭教師とシャム宮廷)」をベースにした映画(ジョディ・フォスター主演)に、山羊座30度を紐解く、わかりやすいシーンがあります。


家庭教師アンナは、奴隷解放を教えるため、1冊の本「アンクルトムの小屋」を、次期国王となる王子に渡します。それを知った父王は、息子にはまだ早いとアンナに伝えますが、アンナは聞き入れません。

そこで父王はアンナの息子に葉巻をプレゼントします。アンナは息子にはまだ早いと怒りますが、言ったそばからハッと気がつきます。(映画の設定では、二人の息子たちは9歳くらいだったと記憶しています)


「奴隷解放」と「葉巻」

家庭教師アンナが、次期国王となる王子に教えようとした「奴隷解放」は、宇宙の真理(水瓶座)としては正解です。けれど当時のタイ王国という構造体(山羊座)では、その思想による急激な変革は国を壊しかねない、爆弾でもあります。


奴隷解放を是とする考えをもっていた父王には、現状を維持しつつ(国民の生活を守りつつ)、奴隷制度をなくしてゆく計画があったのだと思います。「正しいか正しくないかという論争で争う」ことを避ける、王というポジションゆえの打開案です。


父王がアンナの息子に葉巻を贈ったのは、「大人の世界(社会の構造)には、理想だけでは語れない手続きと重圧がある」ことを示す、静かな警告であり、王としての矜持でした。


30度の「秘密会議」では、山羊座の「階段」を一段ずつのぼっている人々には理解できない、あるいは劇薬になってしまうものが議題にのぼります。会議中のメンツは「いつかこの山(構造)はなくなる」ことを知りながらも、毎日せっせと階段を磨き、手すりを修理します。

「終わりを知りつつ維持する」というパラドックスを共有できる者だけが、この会議室に座ることを許されます。


30度は、山羊座の元型(アーキタイプ)を完璧に守り抜く役割を担います。

自分個人のこころは、もう次の自由な空(水瓶座)へ飛んでいきたくても、役割としては「良き統治者」としてふるまい、社会の目詰まりを毎日コツコツと処理しながら、循環を保とうと試みます。山羊座成分を突き動かす動機、世界への深い「献身」が、表現されているシンボルです。



☆今日の地球フィールドワーク☆今日の星模様-山羊座30度


自分の役割を肯定し、世界の基盤に感謝するアクション


  • 「自分の役割」をリスペクトしよう

    いま社会や家庭で担っている「役割」が、どんなに窮屈に感じても、今日は「この場所を維持している自分」を誇りに思ってください。あなたがそこにいることで、守られている誰かが必ずいます。そして同じように、いまわたしたちの生活を支えている無数のルールやシステムを作り、維持し続けている先人たちの知恵に、敬意を払います。不具合や目詰まりを感じてイライラすることもあるけれど、正しい意見(理想)をぶつけるだけでは、かえって歩みよるチャンスを逃してしまう可能性もあります。今日は意見をズバズバ述べることより、ユーモアがあってトンチのきいた「葉巻作戦」を、こころの内で密やかに構築します。


  • 「内なるビジネス会議」を開こう

    イメージのなかで自分の「理性」「情熱」「経験」「直感」という各役員たちをテーブルに呼びます。そして、これからの1年(あるいは次のサイクル)で「なにを成し遂げるか」を、自分自身にプレゼンして承認します。「わたしはそれを許す」「わたしはそれを許可する」と、声に出して言うのも効果的です。そのまえに、そもそも何を成し遂げたいのか、プレゼン内容を整理したいときは、現代ならではの「頼れるサポーター」AIに相談してみるのも一考です。プロンプトに、「理性の担当は孔子、情熱担当はガンジー、経験を語るのはニコラ・テスラ、直感担当はアインシュタインで、わたしの1年プロジェクト会議を開きます」みたいな書き出しで相談してみるのも面白いかと。



山羊座30度の「秘密の会議」が終わる時、気がつくことがあります。

世界を「維持する」という山羊座の使命は、じつはかなり困難で、尊い仕事だということです。

理想を語ることは簡単ですが、理想を知りながら現実を支え続けることは、かなりのエキスパート魂にしかできないのだろうな、と。


「秘密会議」で議題になるのは、「理想」という劇薬を「日常」というパンのなかにどう混ぜこみ、人々が喉をつまらせないように提供するかという、最高難度の調整です。

明日からはじまる「水瓶座」は、檻の扉をすべて開け放つ自由の世界。

その扉を開けるための「鍵」を、秘密会議の出席者たちは、次世代のポケットへと忍び込ませてゆきます。


山羊座という山を支え続けることに全身全霊をかける人々がいるからこそ、わたしたちは安心して水瓶座の広大な空へと飛び立つことができます。

会議室を出るとき、わたしたちの手には「新しい時代の設計図」と「自由への鍵(自己責任という条件付き)」が握られています。


山羊座という厳しくも豊かな学び舎から、卒業証書をうけとると、管理される「家畜」や、答えを探す「巡礼者」を、「見る」ポジションへ移行します。「神話・元型」というシナリオをもとに、さまざまなドラマが展開される世界を、映画のように観賞する椅子に座るとき、神話はいかようにも解釈できる、多面的なものだったことに気がつきます。

地上的なドラマは、秘密のビジネス会議で決定されたひとつの「型」に過ぎなかったのです。


自らの意志で世界を構築し、維持し、そして変容させていく、真の「創造者」は、水瓶座の風にのって、世界を鮮やかに塗り替えていきます。 山羊座のものがたりを統合した(現実世界を肯定し尽くした)ことで受けとった通行手形は、自由と普遍の「水瓶座ものがたり」の領域へと扉を開きます。


とはいえ、水瓶座の飛翔力は地続きではありません。

ほんとうの自分を生きることへの情熱とよろこびを、自由に闊達に表現することが、「スクラップ&ビルドの型」になってしまうこともあります。


革新か異端か。

魁(さきがけ)か無頼か。


サビアンシンボルでひも解く【星と神話のものがたり】水瓶座編で、お会いできるのを楽しみにしています。


☆☆☆


サビアンシンボルとは?

地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。

それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。


地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。


360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。

1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。

象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。


サビアンシンボルについてもっと知りたい!






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