【星と神話のものがたり】水瓶座13度☆空の広さを知る「予報官」
- 2月1日
- 読了時間: 7分

おはようございます。
昨日は12度で「自然的階層(ホラーキー)」の階段をのぼり、宇宙の全体像を俯瞰しました。
そこで辿りついた踊り場は、さえぎるもののない、空にちかい「観測所」です。
太陽は水瓶座13度へ。
シンボルは「バロメーター(A Barometer)」です。
観測所には目に見えない「空気の変化」を精密に測定する、研ぎすまされた知性の道具がありました。
目には見えないナニモノカを測る
バロメーター(気圧計)は、空気の重さ、「気圧」の変化を測定する器具です。
空気は目に見えませんが、刻々とその密度を変えています。
気圧が急激に下がれば嵐の予兆で、安定していれば穏やかな日が続きます。
水瓶座13度は「目に見えない気配」を察知する能力が最高潮に達する度数です。
「時代の空気」「社会にただよう意識(圧)の濃淡や熱量」「空気の潮の目」といった、言葉になるまえの微細な変化を、精密な観測機のように冷静にキャッチして、数値化していく力を手に入れます。
「感情の嵐」に飲みこまれない、透明な知性
「雨が降る」「風が強い」「ひどい嵐になる」と、自然現象を大災害のように報じる発信者をみかけると、シンプルにあたまのなかがハテナマークでいっぱいになります。
彼・彼女らは不安や恐怖をセットにして伝えないと、意地悪で怖ろしい神様から天罰がくだると言わんばかりの形相で、自然界のいとなみを報道します。
日本には美しい暦、24節気72候があります。
この時期は雷落ちやすいよ、雨がおおいよ、寒さが増すよと、自然界の現象を風流に伝えてくれる、学びの多いカレンダーです。
自然界の流れが下地にあれば、雨が恵みとなり、風や嵐が浄化になることを共有できます。
竹林や蔦などの植物を活用して、土砂崩れをできるだけ少なくしたり…、というか、そもそも、昔から災害の多い土地に建売住宅をつくらないなど、工夫のしようはあるんじゃないかな、と思っています。
水瓶座13度は、ただ静かにバロメーターの針を見つめる心理を表しています。
「あぁ、今は社会の気圧が下がっているんだな」
「次はこっちの方向に風が吹いて盛りあがりそうだ」
など、そこには私情やパニックはありません。
「事実を事実として、正確に測定する」だけです。
11度で受け取った「ALL YES」という全肯定の視座は、どんなに厳しい変化の兆し(低気圧)に対しても、「そうだね、これが今の天候だね」と、冷静に対処していきます。
潮流をみつめる「予報官」
現代(2026年)は、情報の嵐が吹き荒れる時代です。
SNSの声に一喜一憂して、流動的な空気に翻弄されることを「エンタメ」として楽しんでいる時代ともいえます。
そんな中、水瓶座13度の成分(今日の星から太陽経由で流れてくる恩恵)は、社会のバロメーターとしての役割を担い「いま、みんなが不安がっているのは、こういう構造的な気圧の変化があるからだよ」と、目に見えない不安を「明晰なデータ」に変えて伝えてくれます。
水瓶座成分が冷たい印象を持たれるのは、この13度のバロメーターのように、嵐のなかでもパニックにならず「気圧が下がったね」と事実だけを述べる誠実さがあるからです。
「変化の兆し」を大切に扱っているスタンスを軸とした、姿勢の表れです。
ただ、外側から与えられた不安や変化の予兆に、感情を上げ下げして遊ぶことに夢中になっている人からすると、レッドパーティのドレスコードを無視して、Tシャツ短パンでボヤっとしている人が会場にまぎれこんでいるみたいで、落ちつかないこともあると思います。
「不安を煽る」ことを飯の種にしている商売はたくさんあります。
国をあげて、そうしたシステムを優遇している感じさえあります。
というか国という構造体を維持するために、国そのものが率先して「不安」を基軸に運営しているといってもいいくらいです。
水瓶座13度のバロメーターは人々が抱く「不安の密度」や、社会システムが強いる「見えない強制力」という名の気圧をも、測ってしまいます。
「備え」は淡々と行えばいい。けれど、その背後にある「恐怖」に、魂まで明け渡してはいけない。 12度で手に入れた「プロメテウスの火(知恵)」を灯してバロメーターを見つめるとき、わたしたちは情報の海に漂う「偽物の低気圧」に翻弄されなくなります。
【今日の地球フィールドワーク】水瓶座13度
「こころのバロメーター」をチェックする
「不安の出所」を測定する
SNSやニュースを見てこころがザワついたとき「こころのバロメーター」を確認してください。「これは自分の直感かな? それとも外側からかけられた圧力(気圧)かな?」と。
日本は火山の上で暮らす特殊な場所です。それをこころの深いところで静かに受け入れ、覚悟を決めている民族として、先人の記憶を受けつぎながら、いまを生きている潔さがある、と思っています。だから多くの人が、水瓶座13度のバロメーターを活用できる素養があるのだろうな、と。
今日はニュースや街の空気を感じながら、「社会の気圧」を測定してみましょう。
批判はなしで(怒りや絶望に飲みこまれないように)、「高気圧でイケイケだな」とか、「低気圧でどんよりだな」とか、自分の感情と切りはなして測定練習をすると、不安の出所が自分の内側からきているのか、外圧に押されているのか、わかるようになっていきます。
自分のバロメーターをチューニングする
あなたがこれまで集めてきた知識を使って、今の自分の状態を数値化してみましょう。
「今日のわたしのエネルギー気圧は100をマックスとして65」といった具合に。
まいにちメモしていくと、感情の浮き沈みと、それを観測する自分視点が明確になり、理由もなく落ちこんで、気分がめいる日を、リラックスと休養が必要な日とわりきえり、逆に豊かに過ごすことができるようになります。
「兆し」に名前をつける
なにかが起こるまえの「予感」を、具体的な言葉にしていきます。
日記に書くだけでも、スマホでメモするだけでも構いません。「バロメーターが動いた」瞬間の、繊細なセンサーを信頼して、データを蓄積していくことで、自分の勘や社会の潮流を受けとるエキスパートになっていきます。(蓄積されたデータは、統合力の素材になります)***ちなみに、2026年2月、海王星と土星は牡羊座0°で「合」となりますが…、この、なにか大きなものが溶けていくような気配には「土星・海王星の参勤交代」と名前をつけています***
宇宙の変わらない法則ー変容しつづける宇宙
バロメーターをもつ予報官は、嵐の後にくる「抜けるような青空」の存在も確信しています。
社会がどれほど不安にざわめき、システムがあなたを型にはめようとしても、バロメーターの精密な知性の針は、宇宙の真実を指し示しています。
見えない風を読みとく瞳は、どこまでも自由で豊かです。
そしてなにより、この宇宙を信頼している度合いが、観測能力に比例していることを知っています。
11度で受け取った『ALL YES』という土台があるからこそ、わたしたちは嵐の予兆すらも、宇宙が奏でるリズムの一部として愛でることができます。
バロメーターは、嵐を止めるための道具ではありません。
嵐がくることを事前に知り、賢く自由に行動するための道具にすぎません。
「見えないもの」を恐れるのではなく、それを「理解できる指標」へと変換する。
あなたの知性が奏でるその精密なリズムは、混迷する時代を生きぬくための、もっとも頼もしい航海図となります。
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サビアンシンボルとは?
地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。
それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。
地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。
360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。
1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。
象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。
サビアンシンボルについてもっと知りたい!
つづきはこちらで>>>【星と神話のものがたり】はじまり





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